Bリーグアリーナの収容人数基準一覧!2026シーズンの新基準もざっくり紹介

バスケットボールのアリーナBリーグ
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2021年現在、Bリーグの活性化や複数の日本人NBA選手の活躍やオリンピック・その直前の親善試合がTV放映されるなど、日本バスケは過去に類を見ないほどの盛り上がりを見せています。

このタイミングから、Bリーグを見始めたという人も少なくはないでしょう。

少し深く見てみると、リーグの基準によって強いにもかかわらずB1やB2に上がれないというチームがいるということがあります。その一つの要因にBリーグが定める「アリーナの収容人数基準」という基準があります。

2021年6月22日に「2026-27シーズンより新Bリーグに生まれ変わる」と発表された中に、収容人数の基準も含まれていましたので、今回は2019-20シーズンの収容人数基準と2026-27シーズンから始まる新Bリーグの基準も含めてご紹介します。

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Bリーグの収容人数基準はなぜあるのか?

ブースター(ファン)の意見としては、「アリーナが狭くてもレベルが高いチームなら上位リーグに入れるべきでは?」と思う方も居られるでしょう。特に、自分の推しチームが収容人数などの基準をクリアできずに上位リーグに上がれないということになってしまうのであれば尚更でしょう。

では、なぜこんな基準があるのかを少し見ていきましょう。

地域貢献度の課題

Bリーグは、発足当時より「バスケで日本を元気に」というようなスローガンを掲げて活動を掲げており、勝つことだけが目的ではなく、地域の発展や活性化への貢献を使命としています。

その視点で考えると、ある一定程度の収容人数やファン獲得が可能なクラブでないと、ホームタウンなどへの経済や人々の活性化の貢献度が期待以上に発揮できないという思惑があると思われます。

エンターテイメント性

Bリーグは、バスケを盛り上げるために、テクノロジーや派手な演出などのエンターテイメント性を発足当時から非常に重視しています。

ただ派手に盛り上げることだけが目的ではなく、それによってゲームやリーグが盛り上がれば、ファン・ブースターが増え、各クラブやリーグの収益性が向上し、より選手やスタッフなどにも還元できるため、リーグ全体のレベルが上がっていくのです。

この循環を作るためにエンターテイメント性も重要と謳っているわけですが、一定程度の収容人数を確保できないと、盛り上がりづらい・エンターテイメントに投資しづらいという部分もあるため、収容人数の基準を設けていると思われます。

収益性

Bリーグは、プロバスケットボールリーグであり、その根幹には「ビジネス性」があります。ビジネスと聞くと冷酷で良くないものという認識を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、ビジネスであるため、選手に高い年俸を払ったり、チームのスタッフを確保したり、設備を改修したりできます。

収益性が確保できなければ、選手に高い年俸を払うことができず、選手が抜け、リーグ全体のレベルが下がっていってしまうことにも繋がりかねません

その収益性を担保するための一つとして、一定規模以上のアリーナ基準を設けています。そのため、リーグの規模やレベルなどが違うB1〜B3では、アリーナの収容人数基準は違った基準が適用されています。

上記以外にも、細かい理由などはあるかと思いますが、Bリーグの理念などと比較してみると、上記が主な要因かと考えられます。

Bリーグ2019-20シーズンの収容人数基準

では、ここまでBリーグで適用されているアリーナ基準などについて見ていきましょう。B1〜B3までの基準が違い、障害者用の座席などの細かい基準もありますので、ここではB1〜B3の大枠の基準について見ていきます。

詳しくは公式にリリースされている内容をご覧ください。

B1のアリーナ基準

  • 収容人数 (座席数):5,000人以上 ※必須
  • 将来的には10,000人以上の収容人数のホームアリーナが望ましい

B2のアリーナ基準

  • 収容人数(座席数):3,000人以上 ※必須
  • 将来的には10,000人以上の収容人数のホームアリーナが望ましい

B3のアリーナ基準

現状は明確な収容人数の基準はなし。公式戦が問題なく行えるアリーナの確保ができていることが基準となっています。

上記を見てみると、段階的に厳しい基準になっているのがお分かりかと思います。B3については、2021年現在は完全プロリーグではないため、非常に緩い基準が設けられていることがわかります。

2026-27シーズン以降の「新Bリーグ」の基準

2021年6月22日に、2026-27シーズンから新基準の生まれ変わったBリーグになること(新Bリーグ構想)が発表されました。その中で、収容人数だけではなく、多くの基準が変更になることが発表されましたので見ていきましょう。

新Bリーグ構想の意図

新Bリーグ構想の公式サイトにも記載されていますが、Bリーグの更なる発展、そして「NBAに次ぐ世界2番目のリーグ」を目指す意図があり、新Bリーグ構想が発表されました。

リーグ全体のレベルやそれに伴う収益性、地域への更なる貢献を目指すためとされています。B1〜B3リーグは競技力・事業力の両方を満たすべく奔走する必要がありましたが、今後は競技力を拮抗させることで、事業力に集中投下できる形を作り、全体のレベルを向上させるとされています。

収益人数等の基準

新B1リーグ

  • 収容人数:5,000人
  • 平均入場者数:4,000人

新B2リーグ

  • 収容人数:3,000人
  • 平均入場者数:2,400人

新B3リーグ

  • 収容人数:3,000人

上記でわかる通り、B3リーグにも収容人数規定が適用され、B1,B2リーグには、入場者数の基準を設け80%以上を平均とした「全試合満員」を目指すという形が取られるようです。

売上規模基準

新B1リーグ

  • 売上基準:12億円
  • 目標:20〜30億円 (利益率20%以上)

新B2リーグ

  • 売上基準:4億円
  • 目標:8〜10億円

新B3リーグ

売上基準:2億円

上記のように、売上基準や目標値が引き上げられ、新B1リーグは世界的に見ても高いレベルの水準に、新B2リーグは現在のB1リーグと同水準に、新B3リーグは安定した経営を行えるようにという目安で運用がされるようです。

その他変更点

収容人数や売上基準以外で次のような大きな変更点が発表されました。

昇格・降格制度撤廃

新Bリーグ構想における昇降各撤廃の規定参照:https://www.bleague.jp/new-bleague/vision/

これまでのBリーグは、Jリーグを参考に、B2で優勝しB1ライセンス基準を満たしていたら、B1に昇格、B1で最下位などになった場合にはB2に降格などの昇格・降格ルールがありました。

しかし、これによって昇格・降格ラインギリギリに位置するようなチームは、ライセンス基準に合うような事業投資+選手やコーチなどのチームの強化となる競技投資の両方に力や資本を分散せざるを得ず、安定的なチーム運営をするには不利な立場にあり、同じB1やB2などのリーグに所属しながらも競技レベルや事業レベルが一定に保たれないという状況でした。

昇格・降格制度を撤廃することで、リーグレベルを統一し、事業投資にフォーカスできる環境にすることで、クラブ経営状況や投資状況を安定させられると謳われています。

B1〜B3までの完全プロ化

新Bリーグ入会基準参照:https://www.bleague.jp/new-bleague/regulation/

Bリーグは日本のプロバスケットボールリーグであると言いながらも、B3というセミプロリーグのような形で「Bリーグ」という看板を使用していました。

しかしここから、競技レベルや事業レベルの統一や成長に向けて、B3リーグもプロ化するということが発表されています。

上記2点によって、

新B1リーグは「世界基準で見ても高いレベルの輝くリーグ」、
新B2リーグは、高い競技レベルを維持しながらB1への挑戦準備のリーグ、
新B3リーグはプロリーグとしての競技レベルは維持するが、より地域に密着して地域問題解決に貢献し、プロスポーツチームとしての経営基盤を築くリーグ

各ディビジョンの目指す姿参照:https://www.bleague.jp/new-bleague/format/

という明確なコンセプトのもと運用が開始される見込みです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

収容人数規定は非常に細かく規定されていますが、ざっくりと記載すると上記のような基準になっています。

また、新Bリーグ構想については、公式発表はされたものの今後も適宜変更が加えられる可能性があるということも発表されているため、その変化も追って見ていく必要があるでしょう。
この記事では記載しきれていない基準もあるため、詳しくは新Bリーグ構想の公式ページをご覧いただくと良いでしょう。

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