バスケのダブルダブルって何?定義や凄さを徹底解説! | バスケ初心者用メディア【ブザビ】

バスケのダブルダブルとは?定義や凄さを徹底解説!

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バスケのダブルダブルとは?定義や凄さを徹底解説! 豆知識
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バスケの試合を観ていると、「ダブル・ダブル」「トリプル・ダブル」という言葉が飛び交うことがあります。
特にプロの試合では、前の試合は「10得点12リバウンドのダブル・ダブルを記録」などという言い回しで放送されたりします。

初心者の方にとっては、それがなんなのか?どれほど難しいものか理解しづらいでしょう。

そこで今回は、「ダブル・ダブル」の定義をご紹介して、どれだけすごいことなのかを解説します。

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ダブル・ダブルの定義は?

まず、ダブル・ダブルって何?というところからご説明していきましょう。
ダブル・ダブルとは、1試合の中で、主要な個人成績にあたる「得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロック」の5項目のうち2項目で2桁の記録を残すことを指します。

たまに、プロの試合などで「ターンオーバー2桁」を記録した選手が得点を2桁取った時に、ダブル・ダブルと茶化して表現することがありますが、正式な形ではありません。

ダブル・ダブルはどれくらいすごい?

ダブル・ダブルはわざわざそういう表現が作られるほどですから、簡単に言ってしまえばすごいことなのです。しかし、なかなか初心者の方にはどれほどすごいことなのかが分かりにくいと思いますので、昨シーズンのプロの成績を見てみましょう。

2018-19シーズン平均スタッツから見るすごさ

NBA選手の平均

  • 得点平均:10.6
  • リバウンド平均:4.2
  • アシスト平均:2.3
  • スティール平均:0.6
  • ブロック平均:0.4

Bリーグ選手の平均

  • 得点平均:7.4
  • リバウンド平均:3.4
  • アシスト平均:1.7
  • スティール平均:0.6
  • ブロック平均:0.3

です。NBAの方が試合時間が8分長いため、各スタッツが上回っていますが、NBAの全選手の平均得点でさえ、やっと2桁ということです。

もちろん、プレイしている時間が長い選手は、個人成績が伸び、短い選手は0に近い成績になりますが、プロリーグの平均がこれほどの数字ということです。ということは、ダブル・ダブルを達成するということは、そのリーグの平均以上の活躍を1試合で2部門行ったということになります。

得点で言えば、1本のフィールドゴールが2点もしくは3点ですから、比較的2桁に乗せやすいのですが、その他の成績に関しては、1回で1しかつきません。そのため、得点以外の部分での活躍という評価をする基準になるのです。

また、平均成績を見ていただければ分かる通り、「スティール」「ブロック」という2つのディフェンスに関わる部分については、平均でも非常に少ない数値になっています。この部門で1試合2桁に乗った場合には、その試合の中で相当なディフェンスでのインパクトを与えたという評価になり、一般的なダブル・ダブル以上の評価が下されることになります。

ダブル・ダブル以上に記録した場合は?

ダブル・ダブルは、 「主要個人成績の2項目で2桁以上」を挙げた場合でしたが、その試合で大活躍した場合には、3項目以上が2桁に乗る場合があります。

3項目で2桁以上の場合には、「トリプル・ダブル」。4項目で2桁以上の場合には、「クアドルプル・ダブル」と呼ばれます。しかし、実際にはトリプル・ダブルは出てくることがあっても、「クアドルプル・ダブル」はほぼ達成できない領域の記録となります。

ちなみに、バスケの最高峰NBAでのダブル・ダブルの最長連続記録は、ウィルト・チェンバレンの227試合連続で、2020年現在の現役選手での最長記録は、ケビン・ラブの53試合連続です。

両者ともにチームの中心選手として長い時間試合に出ており、リバウンドというアシストよりも確実に成績が乗るものを量産してダブル・ダブルを連続しています。

また、トリプル・ダブルに関しては、NBAではオスカー・ロバートソンとラッセル・ウエストブルックがシーズン平均の得点・リバウンド・アシストがトリプルダブルの成績となるという化物じみたスタッツを記録しています(ウエストブルックは3回)。

また、ラッセル・ウエストブルックは、ウィルト・チェンバレンと共に、3項目で20以上の数字を記録する、「ダブル・トリプルダブル」という奇跡のような成績も達成している、ミスタートリプルダブルと呼ぶにふさわしい人物です(NBA史上2人のみ)。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
NBAやBリーグの平均成績を見ると、いかに「ダブル・ダブル」が難しいものであるか、さらにはそのさきにある「トリプル・ダブル」などが、怪物級の成績であるかがおわかりいただけたかと思います。
この記事を参考に今後のバスケ観戦での知識として役立てていただければと思います。

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