世間一般では「バスケットボール = 身長の高い人がやるスポーツ」であり、
「バスケやバレーをやれば身長が伸びる」という巷の噂もあります。
しかし、本当かどうかわからない部分もありますが、身長はできるだけ伸ばしたい・・・。
もしくは子供の身長を伸ばしてあげたいと思う方もいるでしょう。
そこで今回は、バスケで身長は伸びるのかに対する回答と身長を伸ばすために必要なことをご紹介します。
バスケをやれば身長が伸びるではない
まず、一般的な噂に対する回答ですが、「バスケをやれば身長が伸びるわけではない」これが答えとなります。
少し希望がない答えかもしれませんが、身長を伸ばすには別の部分が大切だという意味ですので、もう少しこの記事を読み進めてください。
バスケをやる = 身長が伸びるわけではない理由
バスケが身長が伸びると言われている理由に「よくジャンプをする競技だから」というものがあります。
もしそれが正しいのであれば、バスケやバレーではなくて、その場でジャンプし続ければ身長が伸びるのか?とい考えてもおかしくないのですが、流石に想像しづらいのではないでしょうか。
バスケットボールという競技をするというのは、「運動の手段」であって、体の栄養素や成長ホルモンを分泌させるための睡眠など他の要素も非常に重要になってくるため、「バスケ = 身長が伸びる」ではないということをまずは認識しましょう。
バスケに身長が高い人が多い理由
「バスケをやる = 身長が伸びるわけではない」と言われても、バスケをやっている人の平均身長は高いという事実は拭えないと思います。
事実、日本人男性の平均身長は171cm前後ですが、東京オリンピックに挑むバスケットボール日本代表男子のスタメン平均身長は200cmを超えており、メンバーの中で一番小さな冨樫選手を含めても、平均身長は196cmと、日本人全体の平均身長を大きく上回っています。
では、なぜ、身長が高い人が多いのかというと、「単純に有利だから」です。
日本人の平均身長よりも小柄な冨樫選手が代表に選出されていたり、日本人初のNBA選手である田臥選手も173cm前後の身長であることからも、小柄な選手でもバスケは活躍することができます。
しかし、周知の事実であるように、全く同じ能力であれば身長が高い選手の方が有利なのがバスケという競技です。そのため、年齢が上がれば競技人口が減っていくような生存競争の中で、小柄な選手が脱落しやすく、大柄な選手の方が生き残りやすいということが重なった結果、だんだんと身長の高い選手の割合が上がっていくため、バスケをやっていると身長が大きくなるように感じるのだと思います。
身長を伸ばすために必要な4つのポイント
では、身長が伸びるかどうかは運に任せるしかないのかというと、そんなことはありません。さまざまな研究によって身長や体の成長に重要なポイントというのが発見されているため、今回はそのポイントと対処法などをご紹介します。
睡眠習慣
こちらは非常によく知られていることかと思いますが、身長を伸ばすなどの身体の成長には、睡眠が非常に大きく絡んできます。
睡眠中に身体の成長を促す成長ホルモンが大量に分泌されるため、「寝る子は育つ」というような格言にもあるように、よく眠る子供は身体が大きくなりやすいと言われています。
ちなみに、一人一人の生活リズムによって多少ずれるとも言われていますが、22時〜2時が成長ホルモン分泌のゴールデンタイムと言われており、この時間帯に熟睡できているとベストだと言われています。ただ、なかなか寝付けないという方もいらっしゃると思いますので、睡眠の質をよくするためのポイントをご紹介します。
温かい飲み物を飲む
寝る直前に温かい飲み物を飲むことを心がけると良いでしょう。
人は体温が高くなると眠気が促進されると言われており、温かい飲み物は体温を上げるのにもってこいです。
また、寝ている間は知らぬ間に汗をかいており、脱水状態になりやすいため、その点でも飲み物を飲むのは効果的です。
ただし、眠気を妨げる可能性があるため、カフェインの入っている飲み物を飲まないことと、夜中にトイレに行きたくなって睡眠が中断する可能性があるため大量には飲まないようにしましょう。
睡眠直前に激しい運動はしない
激しい運動をすると、身体が疲れて眠くなります。これ自体は間違ってはいないのですが、身体が疲労感を感じてから眠気が来るまでの間に、脳の興奮状態の時間が続きます。
そのため、激しい運動をした直後は脳が活性化して眠りにくいということが起こりうるのです。
そのため、いくら寝れないからといって、身体を疲れさせるために激しい運動をするというのは避けましょう。ただし、寝るまでに軽い運動をするのは適度なリラックス効果をもたらすため効果的です。ストレッチや本当に軽いレベルの筋トレ(腕立て数回程度)までで留めておきましょう。
食事はできるだけ睡眠3時間前までに済ませる
食事を取ると消化にエネルギーを使うと言われています。そして、一気に血糖値が上がった後に血糖値が下がると眠くなります。お昼ご飯の後の授業などが眠いというような現象です。
そのため、ご飯を食べた後は基本的に眠くなるのですが、食べ物の消化にもある程度エネルギーを使ってしまうため、あまりに直前まで食事をしていると、消化にもよくないですし、睡眠が浅くなる原因になり得ます。
そのため、できるだけ睡眠の3時間前、最低でも2時間前には食事を終えておくようにしましょう。
運動習慣
「バスケをやる = 身長が伸びるわけではない」というお話を冒頭でしましたが、運動習慣という面においてはバスケは身長を伸ばすのに適した運動の一つと言えます。
成長ホルモンを促すのに、適度な運動を行うというポイントがあるのですが、特に身長を伸ばすためには、運動による骨への刺激というのが不可欠であり、実際には「曲げる」「ひねる」「伸ばす」を併せ持った全身運動であることが非常に重要になってきます。
この点においてバスケットボールは非常に理想的な全身運動であると言えます。ただし、一つ注意なのが「適度な骨への刺激」という部分で、骨が傷ついてしまったりすると成長を阻害する要因にもなりますので、怪我には十分に気をつける必要があります。
栄養素
「身体は食べたものでできている」という格言があるほど、何を食べるのかはスポーツをする人にとってとても重要になっており、身長を伸ばしたい場合にも例外ではありません。
身長を伸ばす栄養素としては、「カルシウム」が有名ですが、実はカルシウム単体では「骨密度」や「骨の強度」を向上させるポイントしかなく、カルシウムだけをいくら摂取しても身体の成長は促せないと言われています。
身長を伸ばすには、骨や筋肉の材料となる「タンパク質」、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨の形成を助けるビタミンKなどの栄養素が非常に重要になります。
これらの栄養素のバランスや不足分などを意識して食事をすることが大切です。
ただし、日常的な食事でこれらを全て補うのはなかなか厳しいものです。そのような場合には、サプリメントなどで栄養素を補うのが良いでしょう。
その中でも、Bリーグの千葉ジェッツや広島ドラゴンフライズを応援しているドクターセノビル(Dr.senobiru)
バスケチームの応援をしているというだけではなく、身体の成長を促すために必要なタンパク質の一種であるアルギニンが豊富に含有されており、味や持ち運びにも配慮されており、食べやすい(飲みやすい)+続けやすく設計されています。また、日本を代表するアスリートたちもオススメしていることからも安全面という部分でも親御さんとして安心できるかと思います。
まとめ
この記事の内容をまとめると以下の通りです。
- バスケをやれば身長が伸びるわけではない
- 睡眠習慣・運動習慣・栄養素(食事)が重要である
- 栄養素が不足しがちなので、サプリメントなどで補填すべき
です。
この記事を参考に、身長を伸ばすために重要な行動をとって、どんどん成長させていきましょう!
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