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バスケのタイムアウトの目的とルールを簡単解説!

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コートサイドから見えるベンチ ルール
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バスケットボールの試合では、タイムアウトと呼ばれる作戦タイムを取ることができます。

しかし、このタイムアウトにも明確なルールが存在しており、このルールを明確に理解しなければ、試合を有利に進めることが難しくなります。
チームを勝利に導くために必須のタイムアウトに関する知識についてですが、あまり理解していない人が多いのも事実です。
そこで今回は、タイムアウトに関するルールとどんな時に取るべきかなどを解説させていただきます。

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タイムアウトって何?

バスケットボールがゴールに入る

タイムアウトとは、試合を中断して両チームの選手がベンチに戻り、1分間コーチが選手たちに指示を与えることのできる時間を確保できるというルールです。

以前のルールでは、「チャージドタイムアウト」と呼ばれていましたが、現在は「タイムアウト」と呼ばれています。意味は同じです。
両チームとも同じ数だけ権利を付与されており、ルールで認められるタイミングであれば、いつでもタイムアウトは取ることができます。

タイムアウトが取れるタイミング

タイムアウトが取得できるタイミングは下記の通りです。

1.ゲームクロックが止まった時

ファウルがあった時や、ボールがコート外に出た(アウトオブバウンズ)時などは、ゲームクロックが止まりますので、タイムアウトが取れます。

2.相手チームがフィールドゴールを決めた時

相手チームがシュートを決めた時には、タイムアウトを取ることができます。後述しますが、自チームのシュート成功時にはタイムアウトを取ることができません。

3.最後のフリースローが成功してボールがデッドになったとき

2本のフリースローが与えられていた場合は、2本目、3本与えられていたら3本目が成功したら、タイムアウトが取れます。この際には両チームともタイムアウトを請求することができます。

タイムアウトが取れないタイミング

タイムアウトが取れないタイミングでの注意点は1つだけで、自チームがフィールドゴールを成功したときだけです。それ以外は、ゲームタイマーが止まっていれば、タイムアウトを取ることができます。

ですので、タイムアウトは、ゲームタイマーが止まっているとき or 相手チームがフィールドゴールを決めたときに取れると覚えておきましょう。

タイムアウトに関するルール

コートサイドから見えるベンチ

ここからは、タイムアウトに関するルールについてご紹介します。よくある疑問などに対しての解説もしていきます。

タイムアウトを取れる回数

タイムアウトは、ルールにおいて、前半(1Q,2Q)で2回、後半(3Q,4Q)で3回、延長戦で1回取れると決められています。

4Q残り2分を切ってからは、1チーム2回しか取得できないルールがありますので注意が必要です。

タイムアウト回数は持ち越せるのか?

よくタイムアウトは両チームとも権利として与えられているため、前半に節約して後半に持ち越せるのか?というような質問があります。

結論で言えば、「持ち越すことはできない」です。

前半に1回しかとっていなかったとしても、後半は3回しか取ることができません。また、試合全体で4回しかとっていなくて、延長戦に突入したとしても、延長では1回しかタイムアウトを取ることができません。

回数を超えて請求したらどうなるのか?

では、ルールで決められた回数以上のタイムアウトを要求したらどうなるのかと言えば、「テクニカルファウルをコールされる」となります。タ

イムアウトを請求できるのは基本的にコーチだけですので、ベンチテクニカルファウルとして、相手にフリースローが与えられてしまいます。
そのため、何回取得したのか?残り何回なのか?は必ず覚えておかなければなりません。

タイムアウト後の再開は?

タイムアウト後はスローインからの再開となります。アウトオブバウンズやファウルの場合は、再開の場所からのスローインでの試合再開です。

タイムアウトを同時に請求したら?

タイムアウトはいつでも好きなタイミングで取れるため、両チームが同時に請求するということはあり得ます。

その際にはどうなるのかと言えば、先に請求をオフィシャルに伝えていたチームのタイムアウトとなるということになります。

また、両チームともにタイムアウトを要求していて、片方のチームが得点したことでタイムアウトになった場合には、得点を決めたチームはタイムアウトを取得することができませんので、タイムアウト請求のタイミングに関わらず、得点されたチームがタイムアウトを取得したことになります。

タイムアウトを取る目的

勢いに乗るチーム

タイムアウトは主に次の3つの目的で取られることが多いです。

1.作戦などの指示を与える

タイムアウトは、一般的な用語で言えば、「作戦タイム」でしょう。

その名の通り、コーチから新たな作戦の指示や、フォーメーションの確認、うまくいっていない部分の修正などが図られます。プロの試合を観戦すれば、タイムアウトの時にコーチが選手たちに作戦ボードを使用して、指示をしているところが見られると思います。

2.選手を休ませる

バスケットボールという競技は、コートが狭く人数が少ないため、ストップ&ダッシュ&ジャンプの繰り返しのため、見た目以上に選手が疲労します。そのため、ただただ選手の体力回復のためにタイムアウトが取られたりします。

3.試合の流れを変える

相手チームの勢いに飲まれていたり、一気に点差が離されていたり、逆に詰められていたりした時には、その流れを切りたい、変えたいという心理が働きます。そのためにタイムアウトをとって、流れを変えるという動きもよく取られます。

特殊なタイムアウトのルール

ここまでは、バスケットボールの公式ルールでのタイムアウトのルールでしたが、プロリーグでは少し違うタイムアウトのルールが存在します。

Bリーグ

第2・4Qの開始5分を経過して初めてボールがデッドになったタイミングで、90秒のオフィシャルタイムアウトが自動的に取られます。このオフィシャルタイムアウトに加えて、FIBAルールのタイムアウトが取得できます。

NBA

NBAは通常のタイムアウトの回数や時間が違うのも大きな違いではありますが、一番の違いはプレイヤーがタイムアウトを取得できるというところでしょう。ボールを保持している選手はタイムアウトを請求できるため、ボールを持ったが相手選手に囲まれた場合や、味方と噛み合わないような場合にタイムアウトを選手が審判に直接請求できる独特なルールがあるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

バスケットボールにおけるタイムアウトの目的やルールについて解説させていただきました。
このタイムアウトは、バスケットボールの試合を有利に進めるために必須の知識です。
この記事を参考に、知識向上に役立てていただければ幸いです。

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