日本でも男女の日本代表が国際舞台で勝てるようになってきたこともあって、注目されているバスケですが、日本の選手はあまりつけないけど国際舞台では結構ポピュラーになっているアクセサリがあります。
それがヘアバンドです。日本のバスケ界ではあまり見受けられませんが、バスケ選手がヘアバンドをつける理由や利点、学生年代での考え方などについてみていきます。
バスケでヘアバンドをつけるのは何のため?
そもそも、バスケをするにあたってなぜヘアバンドをつけるのでしょうか?もちろん、見た目の理由もありますが、以下のような理由が考えられます。
- 汗が目に入るのを防ぐ
- 髪の毛が下がってきて視野が狭まるのを防ぐ
- 見た目の問題
- お守り(怪我の防止等)
上のような理由がヘアバンド・ヘッドバンドをつける主な理由です。特に、実利的なメリットとして1つ目と2つ目の理由でヘアバンドを使用している人が多いため、試合中の汗や髪の毛の散らばりによる視野の狭まりを感じたら、ヘアバンドの着用を検討しても良いでしょう。
ヘアバンドの種類は大きく2種
ヘアバンドといっても、大きく分けて2種類のヘアバンドが販売されています。色やブランドではなく、機能面と大きさ(見た目)に違いがあるため2つをみていきます。
ゴム製ヘアバンド
1つめは、ゴム製の細いヘアバンドです。イメージとしては髪の長いサッカー選手がつけているようなやつですね。
こちらはつけていない状態と比較的もそもそもの見た目のあまり影響しないため、単純に「髪留め」として活用されていることが多いです。価格も比較的安価であり、学生年代(特に女子)でも使用されていることが多いです。
幅の太いヘアバンド
素材はブランドやグレードによって、ナイロン、綿、ポリエステルなどにわかれますが、リストバンドなどと同じ素材で、1つ目に紹介したゴム製のヘアバンドと比べると大きく柔らかい素材であることが特徴です。
ファッション性が高いため、プロ(特に海外)ではよく使用している選手が見受けられます。その素材からファッションだけでなく、汗が目に入るのを防ぐや裂傷の傷口を隠す(保護する)ような使い方をしている場合もあります。
バスケのヘアバンドではこちらの形が主流ですが、日本ではあまり着用しているプレイヤーを見かけることはありません。
ヘアバンドをしている有名選手は?
少し話の行き先を有名な選手がつけているかどうか?に向けて行きます。有名なバスケットボール選手でヘアバンドを着用している(していたことがある)選手を紹介します。
- レブロン・ジェームズ
- アレン・アイバーソン
- ニコラ・ヨキッチ
- カーメロ・アンソニー
- クレイ・トンプソン
- 富永啓生
- 渡邊雄太
- 町田瑠唯(細いゴム製)
- 田臥勇太(細いゴム製)
このように、比較的日本でもお馴染みの選手も試合中につけていることが確認されています。ただし、ほぼ全ての選手が常につけているわけではなく、つけているときとつけていないときがあります。
もし、憧れている選手がいるのであれば、真似をしてみてヘアバンドを着用してみると気分が上がって練習に気合が入ることでしょう。
学生年代でのヘアバンド着用はどう考える?
プレイヤーの人口が多いのは、学生で部活をしている年代です。一昔前よりはさまざまなアクセサリの着用が学生年代でも許容されてきていますが、それでもなかなか着用することに負い目を感じる年代でもあります。
そんな学生年代のバスケ選手でもヘアバンドを着用するべきかといえば、「実利を感じたければ着用するべき」といえるでしょう。もちろん、周囲の目を気にせずにファッション性高くしたい場合には着用しましょう。
しかし、学生年代だと「先生(指導者)の目」や「保護者たちの目」、「先輩の目」という周囲の視線・意見を無視しきれないと思われますので、「髪の毛がばらついてプレイしずらい」や「汗が目に入って思い切ってプレイできない」というデメリットを感じたら、ヘアバンドを着用して実利をとるという方法を取ると良いでしょう。
単なるファッション性だと周囲から何か言われた時に言い返しにくいですが、着用のメリットが他にもある(特にプレイに直結する)場合には、気にせずに着用し続けられるでしょう。
まとめ
バスケでヘアバンドを着用するメリットや着用にあたっての考え方について紹介しました。
日本ではあまり馴染みがありませんが、世界的にみれば着用者の多いアクセサリがヘアバンドです。見た目の問題だけでなく、プレイにも好影響を及ぼす可能性があるため、ヘアバンド着用を検討して、個性を出すことを検討してみてはいかがでしょうか?
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