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【グループC】FIBAバスケットボールワールドカップの一次ラウンド展望

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【グループC】FIBAバスケットボールワールドカップ2023一次ラウンド展望 代表チーム
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いよいよ日本(沖縄)を含めた複数の国を跨いで始まる2023年のFIBAバスケットボールワールドカップ。

東京オリンピック、サッカーW杯や野球のWBCとメジャースポーツの大きなイベントが連続していることに加え、日本代表にも期待ができること、日本も開催国の1つであることを踏まえて大きな盛り上がりが期待されます。

FIBAワールドカップでは、全てのチームがまずは一次リーグ(1stラウンド)を戦います。

そこで今回は、FIBAバスケットボールワールドカップ一次ラウンドを展望していきたいと思います。今回は一次ラウンドのグループCをみていきます。

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グループC参加国

各グループ一覧
FIBA公式サイトより

グループCに参加する国は以下のとおりです。

国名略称ゾーンFIBAランキング
※()内はゾーンランク
ワールドカップ出場回数
アメリカUSAアメリカ2位(1位)19回目
ニュージーランドNZLアジア26位(3位)7回目
ヨルダンJORアジア34位(5位)3回目
ギリシャGREヨーロッパ9位(6位)9回目
2023年2月28日現在公表されているFIBAランキングより作成

グループCは、フィリピンにあるモールオブアジアアリーナ(Mall of Asia Arena)を会場として開催されます。

グループCの展望

グループの展望

グループCの展望として、大本命はアメリカです。直前までメンバーが定まらないのが世界大会でのアメリカの事情であるため、メンバー次第では苦戦が予想されますが、全員NBA選手で挑んでくることや、直近の東京オリンピックでも金メダルを獲得していることも考えれば、1位通過の可能性が高いでしょう。

2位は、アデトクンボ兄弟を要するギリシャが死守することになるでしょう。特にヤニス・アデトクンボの健康状態やパフォーマンス、アメリカのメンバー次第では、アメリカを破って1位通過もあり得ます。

ニュージーランドやヨルダンは、正直上位通過を目指すのは厳しいとみられますが、順位決定戦でできるだけ上位で大会を終了するために国のプライドをかけて最後の最後まで戦い抜くでしょう。

グループCの注目選手

ブザビは、「初心者向け」のバスケットボールメディアとして、初心者の人でもこのチームはこの選手を注目しよう!という注目選手を各チーム1人ご紹介します。

※このページ作成時点では、各チームの選手選考が終了しているわけではありませんので、選出漏れや怪我の影響で紹介した選手が参加しない可能性があります。

アメリカ – アンソニー・エドワーズ

アメリカの注目選手は、NBAミネソタ・ティンバーウルブズに所属するアンソニー・エドワーズです。

凄まじい身体能力と、柔らかい身のこなしにより、3Pからダンクまで、様々なパターンで得点を取れる超攻撃的な選手です。

2020年のNBAドラフト全体1位の選手で、渡邊雄太選手の上からダンクをかましたことでも、一躍有名になりました。ワールドカップの時点でまだ22歳と若く、出場時間がどれほどのものになるか不明な点もありますが、出場すればインパクトを残せる選手であることは確実です。

ニュージーランド – アイザック・フォトゥ

ニュージーランドの注目選手は、Bリーグの宇都宮ブレックスに所属しているアイザック・フォトゥです。

203cmのPFで、スピードとポジショニングに強みを持っています。巧みなフックシュートやゴール下のハッスルでチームに貢献することが多く、シュートの成功率が高い選手であるため、接戦となった際に存在感が増します。

日本のファンとしても、Bリーグに比較的長く在籍している選手でもあるため、応援したい選手でもあるでしょう。

ヨルダン – ダー・タッカー

ヨルダン代表の注目選手は、アルゼンチンのボカ・ジュニオールズに所属しているダー・タッカーです。

身長190cmのSGでありながら、非常に高い身体能力で得点やアシストを量産する選手です。35歳の年齢を感じさせないプレースタイルでヨルダンを引っ張ります。

アメリカ出身で、NBADリーグ(現Gリーグ)のスラムダンクコンテストを連覇したり、MIPを獲得したり、アルゼンチンリーグでMVPを獲得するなど、NBA選手にはなれていないものの、華々しい実績があります。

アメリカ、フランス、アルゼンチン、ベネズエラなど複数の国でプレーした経験を持つジャーニーマンでもあり、国際舞台をモノともせずに活躍するでしょう。

ギリシャ – ヤニス・アデトクンボ

ギリシャの注目選手は、NBAミルウォーキー・バックス所属のヤニス・アデトクンボです。

器用というよりも圧倒的な天賦の才能である身体のサイズと身体能力を存分に使ってプレーするスタイルで、2021シーズンにはNBAチャンピオンにもなったギリシャの怪物(グリーク・フリーク)です。

突進に近いドライブを1on1で止めるのは至難の業で、得点を量産するでしょう。「理不尽」という言葉が似合うドライブからのダンクなども注目の1つです。

グループC – まとめ

ここまで見てきたように、グループCはアメリカが1つ頭抜けており、アメリカのメンバー次第ではギリシャにも1位通過の可能性があります。

ニュージーランドとヨルダンには正直上位通過は厳しいと思われるため、アメリカとギリシャのスーパースターがどのようにプレイするのかが最も注目するポイントとなるでしょう。

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