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【グループB】FIBAバスケットボールワールドカップの一次ラウンド展望

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【グループB】FIBAバスケットボールワールドカップ2023一次ラウンド展望 代表チーム
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いよいよ日本(沖縄)を含めた複数の国を跨いで始まる2023年のFIBAバスケットボールワールドカップ。

東京オリンピック、サッカーW杯や野球のWBCとメジャースポーツの大きなイベントが連続していることに加え、日本代表にも期待ができること、日本も開催国の1つであることを踏まえて大きな盛り上がりが期待されます。

FIBAワールドカップでは、全てのチームがまずは一次リーグ(1stラウンド)を戦います。

そこで今回は、FIBAバスケットボールワールドカップ一次ラウンドを展望していきたいと思います。今回は一次ラウンドのグループBをみていきます。

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グループB参加国

各グループ一覧
FIBA公式サイトより

グループBに参加する国は以下のとおりです。

国名略称ゾーンFIBAランキング
※()内はゾーンランク
ワールドカップ出場回数
南スーダンSSDアフリカ63位(7位)
プエルトリコPURアメリカ21位(6位)15回目
中国CHNアジア27位(4位)10回目
セルビアSRBヨーロッパ6位(3位)7回目
2023年2月28日現在公表されているFIBAランキングより作成

グループBは、フィリピンにあるスマートアラネタコロシアム(Smart Araneta Coliseum)を会場として開催されます。

グループBの展望

グループの展望

グループBの展望として、大本命はセルビアです。ニコラ・ヨキッチなど、主力が健康であれば、1stラウンドは圧倒して勝ち上がることが予想されます。2016年のリオオリンピック銀メダル、2019年のワールドカップ5位の力を発揮してくるでしょう。

2位争いは、中国とプエルトリコとの激しい争いが想定されます。FIBAランキングも近く、若干ランキングが下の中国がアジアということである程度の地の利を活かせる可能性があり、接線が想定されます。

そして、初出場の南スーダンは勝利を目指すことになりますが、厳しい戦いが予想されます。どこまで南スーダンが底力を見せられるのかが観戦ポイントになるでしょう。

グループBの注目選手

ブザビは、「初心者向け」のバスケットボールメディアとして、初心者の人でもこのチームはこの選手を注目しよう!という注目選手を各チーム1人ご紹介します。

※このページ作成時点では、各チームの選手選考が終了しているわけではありませんので、選出漏れや怪我の影響で紹介した選手が参加しない可能性があります。

セルビア – ニコラ・ヨキッチ

セルビアの最注目選手は、なんといってもNBAデンバー・ナゲッツに所属するニコラ・ヨキッチです。

「ジョーカー」の愛称で知られており、NBAのシーズンMVPに2021,2022シーズンと2シーズン連続で輝いている、世界トップの選手です。

基本的にボールを長く持たないはずのセンタープレイヤーながら非常に器用なプレイスタイルで、アシストやリバウンド、得点を量産します。

ゆっくり動きますが、非常に視野が広く、バスケットボールIQも高いため、止められそうなのに全然止められないという選手です。

中国 – ジョウ・チー

中国の注目選手は、オーストラリア(NBL)のサウスイーストメルボルン・フェニックス所属のジョウ・チー(Zhou Qi)です。

216cmという長身Cで、233cmという長いウイングスパンを活かしたディフェンス(特にブロックショット)に強みがあるプレイヤーです。NBAにドラフトされてプレイしていた経験も持っており、長身でありながら非常に俊敏です。

柔らかいボールタッチもこの選手の特徴で、オフェンスでも中国の得点源となるはずです。

プエルトリコ – トレモント・ウォーターズ

プエルトリコ代表の注目選手は、フランスのメトロポリタン92に所属しているトレモント・ウォーターズです。

FIBA公式発表だと160cm(5,3ft)、メトロポリタン92の公式サイトでは178cmと表記されているため、正確な身長は不明(映像から178cmよりは小さく見える)ですが、小柄なPGであることは事実です。

パスも上手い選手ですが、なんといっても高い身体能力とクイックネスを武器にしたスコアリング能力が特徴の選手で、日本の富樫勇樹選手よりもさらに攻撃的な小柄なPGです。

小さいながらもゴール下に突進するようなドライブやディフェンダーとコンタクトしながらゴールにボールを流し込むような技術が高く、この選手が活躍するとチームが活気付くという選手でもあります。

南スーダン – ウェイニン・ゲイブリエル

南スーダンの注目選手は、NBAロサンゼルス・レイカーズ所属のウェニェン・ゲイブリエルです。

八村選手と同じポジションかつ同じポジションであるため、日本人でも知っている人が多いのではないでしょうか。

PFながらシャープな動きをする選手で、シュートレンジも広いことが特徴です。身体能力が高く、PFというよりもSFよりのプレイをすることもあります。

予選に参加しておらず、ゲイブリエル自体幼少期からアメリカで育ったことや南スーダン代表として戦った経験がないため、本戦に出場するかも微妙な状況ですが、本人は「故郷は南スーダンである」と発言しているため、母国のためにワールドカップ本大会で活躍する姿が見れることを期待します。

グループB – まとめ

ここまで見てきたように、グループBはセルビアが1つ頭抜けているため、2位争いで中国とプエルトリコが鎬を削るグループとなるでしょう。

また、2011年に独立した南スーダンが初の国際大会という中で、どのようなパフォーマンスを見せるのかも見どころとなるでしょう。

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