今回は、こちらの企画の島根県版になります。
「島根県高校バスケ」に焦点を絞って、2010年代の大会実績から、2010年代島根県のバスケ強豪校TOP4をご紹介します。
TOP4の決め方
ではここから、島根県の強豪校についてご紹介したいのですが、出来るだけ「実績」ベースでご紹介をしたいので、今回は下記のような方法で集計をした結果をご紹介したいと思います。
公式記録として掲載されている結果
島根県高校バスケットボールの公式記録として掲載されている、結果を参考に集計します。
(参考:http://www.shimane-basket.com/~koutairen/)
また、1つの大会のみを集計するとブレが大きくなりやすいので、新人大会、インターハイ島根県予選、ウインターカップ島根県予選を集計します。
順位によってポイント付与
各大会上位4位のチームに対し、1位4P、2位3P、3位2P、4位1Pとポイントをつけて集計。
ポイントが多い順に並べた場合の4つの学校をTOP4とします。
※3位決定戦をやっていない大会の場合には3位両校に3位のポイントをつけています。
※ウインターカップ予選で、総体の結果から出場が決まり、予選に参加していない場合には、1位として換算しています。
2011年〜2019年の各大会結果
公式記録として掲載されている各大会の結果はこちらの通りです。
年 | 大会 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|---|
2011年 | 新人大会 | 出雲北陵 | 松江東 | 松江西 | 三刀屋 |
2011年 | インターハイ | 松江東 | 松江西 | 出雲北陵 | 三刀屋 |
2011年 | ウインターカップ | 松江東 | 松江西 | 出雲北陵 | 浜田商業 |
2012年 | 新人大会 | 松江西 | 松江東 | 出雲北陵 | 松江北 |
2012年 | インターハイ | 出雲北陵 | 松江東 | 松江西 | 三刀屋 |
2012年 | ウインターカップ | 出雲北陵 | 松江東 | 松江西 | 松江商業 |
2013年 | 新人大会 | 松江東 | 松江西 | 三刀屋 | 出雲北陵 |
2013年 | インターハイ | 松江東 | 出雲北陵 | 松江西 | 矢上 |
2013年 | ウインターカップ | 松江東 | 出雲北陵 | 松江西 | 矢上 |
2014年 | 新人大会 | 松江東 | 松江工業 | 松江西 | 出雲北陵 |
2014年 | インターハイ | 松江西 | 松江東 | 出雲北陵 | 三刀屋 |
2014年 | ウインターカップ | 松江西 | 松江東 | 出雲北陵 | 三刀屋 |
2015年 | 新人大会 | 松江西 | 松江東 | 松江高専 | 出雲北陵 |
2015年 | インターハイ | 松江東 | 松江西 | 出雲北陵 | 松江工業 |
2015年 | ウインターカップ | 松江東 | 松江西 | 出雲北陵 | 松江工業 |
2016年 | 新人大会 | 松江西 | 松江東 | 開星 | 松江北 |
2016年 | インターハイ | 松江西 | 松江東 | 松江工業 | 開星 |
2016年 | ウインターカップ | 松江西 | 松江東 | 松江工業 | 出雲北陵 |
2017年 | 新人大会 | 松江西 | 松江東 | 松江工業 | 出雲北陵 |
2017年 | インターハイ | 松江西 | 松江東 | 出雲北陵 | 開星 |
2017年 | ウインターカップ | 松江西 | 松江東 | 出雲北陵 | 開星 |
2018年 | 新人大会 | 出雲北陵 | 開星 | 松江東 | 松江西 |
2018年 | インターハイ | 出雲北陵 | 松江東 | 開星 | 松江西 |
2018年 | ウインターカップ | 出雲北陵 | 松江西 | 開星 | 松江東 |
2019年 | 新人大会 | 松江西 | 松江東 | 松江工業 | 出雲北陵 |
2019年 | インターハイ | 出雲北陵 | 松江東 | 松江工業 | 松江西 |
2019年 | ウインターカップ | 出雲北陵 | 松江西 | 松江東 | 松江北 |
TOP4のご紹介
では、上記の計算をした結果の島根県のバスケ強豪校TOP4をご紹介します。
松江東
出典:https://www.matsuehigashi.ed.jp/club/taiikubu/basketdan/
集計のポイントは、86P。
2011年〜2019年の新人戦、インターハイ予選、ウインターカップ予選(計27大会)で優勝8回、2位16回、3位3回という優秀な成績を誇ります。
27大会中、1度もベスト4を逃したことがありません。
該当期間で1番優勝回数が多いわけではありませんが、2位に進出する回数が多く、
この順位になっています。
島根県内では、常にトップの高校ですので、今後も安定した成績を残してくれるでしょう。
松江西
出典:https://www.matsuenishi-h.ed.jp/life/club/272/281
集計ポイントは、82P。
27大会で、1位11回、2位7回、3位8回、4位1回とこちらも、
1度もベスト4を逃したことがありません。
この期間では、一番優勝を経験しているチームでもあり、2016,2017年は6連覇もしています。
今後も全国大会出場を目標に、チームの強化が続くでしょう。
出雲北陵
出典:https://izumohokuryo-h.ed.jp/HokuryoHS/hs-club/hs_sports/hs_b_basketball/
集計ポイントは、63P。
2011年〜2019年の27大会で、1位8回、2位2回、3位10回、4位5回と、
ほぼ全ての大会でベスト4に入っています。
出雲北陵は、2000年代では島根県のトップの成績とも取れるようなチームでしたが、
群雄割拠の状態になり、少し成績が落ちたように見えてしまうチームです。
しかし、2010年代の成績も申し分なく、
2018年からはまた県トップに返り咲いているので、
今後の活躍も期待できるでしょう、
松江工業
出典:https://www.matsue-th.ed.jp/club/athletic/basketball/
集計ポイントは、16P。
2011〜2019年の27大会で、2位1回、3位6回、4位1回という成績を残しています。
2010年代は、優勝の経験はありませんが、
過去には全国大会を何度も優勝した経験のある、伝統校でもあります。
昭和の時代ではありますが、全国大会ベスト4に入ることも多く、
全国的にも知られた名門校でもありました。
伝統復活に期待したいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
島根県は、ベスト4のチームがほとんど固定されており、
大会ごとに顔ぶれがあまり変わらないことに気がつかれたかと思います。
しかし、ベスト4の中での順位の入れ替わりは激しく、
戦国時代のような状況であると言えるでしょう。
そんな中で、全国大会優勝を経験した伝統校もあるため、
さらに県内の激しい争いが繰り広げられることを期待しましょう。
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