バスケの観戦機会が多くなると、
「インサイド」「アウトサイド」という単語をよく耳にするようになります。
この「インサイド」と「アウトサイド」という概念は、
バスケを理解するうえで重要なだけではなく、バスケ独自の概念であるため、
初心者にとっては少し「?」が浮かんでしまいます。
そこで今回は、初心者向けバスケメディアであるブザビが、
インサイドとアウトサイドの違いについて徹底解説致します。
インサイドとアウトサイドって何?
では、早速ですがインサイドとアウトサイドの違いについて解説していきましょう。
まず、インサイドとアウトサイドの違いについてですが、
「ゴールからの距離」の違いであると覚えると良いでしょう。
バスケットボールの世界では、
「ゴールに近い = インサイド」「ゴールから遠い = アウトサイド」という理解がされています。
ですので、ゴール付近のことを「インサイド」と呼び、
ゴールから遠いところを「アウトサイド」と呼ぶと覚えておくと、
理解しやすいでしょう。
ポジション
インサイド、アウトサイドという概念は、基本的には「ゴールからの距離」での違いですが、
メインでプレイするエリアがゴールの距離と関係するため、
インサイド、アウトサイドの概念は、ポジションにも関係してきます。
インサイド
インサイドプレイヤーと呼ばれるのは、センターやパワーフォワードといった、
比較的ゴールの近くをメインのプレイエリアとしているポジションです。
センター陣やフロントコート陣などと言われることもあり、屈強な体格や身長の高いプレイヤーの多いポジションです。
また、ゴールに背を向けて、ステップなどを駆使して攻める「ポストプレイ」を多用するポジションであることから、ポストプレイヤーと呼ばれることもあります。
アウトサイド
アウトサイドプレイヤー呼ばれるのは、ポイントガードからスモールフォワードまでのプレイヤーで、
比較的ゴールから遠いエリアでのプレイをメインにしている選手のことを指します。
インサイドプレイヤーをセンター陣やフロントコート陣と呼ぶのに対し、
アウトサイドプレイヤーは、ガード陣,バックコート陣と呼ばれることも多いです。
比較的に小柄で、ボールハンドリングスキルに長けていて、スピードが速い選手が多いです。
2020年現在の世界のバスケは、このアウトサイドプレイヤーがメインのスタイルであり、
多くのスター選手がアウトサイドプレイヤーです。
ちなみに、ポジションとは関係ありませんが、ゴールから遠いところからのシュート(特に3Pなど)は、
アウトサイドシュートと呼ばれます。
まとめ
バスケ特有のインサイド、アウトサイドという概念ですが、
概念のイメージは、「ゴールからの距離」で理解できると良いでしょう。
コートに、ここまでインサイド、ここからアウトサイドなどという印はありませんが、
ゴールから遠いことを「アウトサイド」と呼び、近いことを「インサイド」と呼ぶという
認識で覚えておきましょう。
この概念が理解できてくると、Bリーグのインサイドプレイヤーの多くは外国人プレイヤーであるなど、
興味深い傾向なども見えてきたりしますので、ぜひ早い段階で覚えることをオススメします。
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