プロのバスケの試合を、TVやネット放送などの解説付きの放送で観戦していると、
「キックアウト」という言葉が連発されます。
バスケットボールでは、ボールを蹴ってはいけないにも関わらず、「キック」という単語が入っているため、初心者の方の中には混乱してしまう方もいらっしゃいます。
そこで今回は、バスケにおける「キックアウト」の意味とそのプレイの重要性などを解説します。
バスケにおけるキックアウトって何?
ずばり結論から言えば、バスケットボールという競技における「キックアウト」とは、インサイドからアウトサイドのプレイヤーへ、パスを出すプレイのことを指します。
特にドライブ(ドリブルでゴールに迫っていくプレイ)によって、相手ディフェンスがゴール付近に集まってくるため、アウトサイドで待っている味方にパスを出して、フリーでシュートを打たせるプレイとしてよく使われます。
キックアウトの語源
キックアウト(kick out)は、英語で「追い出す」や「解雇する」という様な意味を持つ言葉になります。
バスケットボールにおけるキックアウトは、インサイドからアウトサイドにボールを「出す」ことから、キックアウトと呼ばれる様になったと言われています。
※スリーポイントラインの外にボールを出すためという解説もありますが、ほぼ同一なため省略します。
戦術的に何がいいの?
では、2020年現在のバスケットボールに置いて、キックアウトがどれだけ戦術として良いものとされているのかをご紹介します。
シュートの成功率を向上させることができる
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トップからボールをもらった時のシュート
ファストブレイク(速攻)では攻められず、セットオフェンスに意向して、トップから45度付近でボールをもらって、アウトサイドシュートを行うとなると、スクリーンプレイなどでシューターのディフェンスが離れている場合を除き、完全にフリーになっていることはなく、それでいてボールをもらう方向とシュートをする方向が違うため、ボールをもらってゴールを見て、身体の向きを調整しながらシュートを放つということをしなければなりません。
逆サイドからボールをもらった時のシュート
あまり試合では見られないパターンですが、ディフェンスが片方のサイドに固まっており、逆サイドでフリーになっているシューターにパスをしてアウトサイドシュートを打たせる様に仕向けたとした場合、ボールとゴールの向きが大体同じなため、シュートはしやすいですが、ボールがコートを横断することになるため、ディフェンスが追いつく時間ができてしまい、シュートチェックされる可能性が高まります。
キックアウトでボールをもらった時のシュート
ドライブやポストアップによってディフェンスがインサイドに固まっている場合、アウトサイドでフリーになっている見方にパスを出して、シュートを打たせる(キックアウトからのシュート)の場合、ボールとゴールの向きが同じで、かつボールはスリーポイントラインまでの距離ほどしか移動しないため、ディフェンスもなかなか追いつくことができずに、フリーでシュートを打ちやすくなります。
この様に、キックアウトからのアウトサイドシュートは、シューターにとってシュートしやすい環境が揃うこともあって、シュートの成功率が高くなるとされており、ボールマンがすべてではない バスケの複雑な戦術が明らかになる本
現代のバスケットボールでは、一番効率の高いゴール下のシュートか、得点効率の高いスリーポイントシュートを多用することがトレンドとなっており、その面でもゴール付近に飛び込んでいったが相手ディフェンスがたくさんいるため、アウトサイドの味方にパスを出して確率の高いアウトサイドシュートをさせるという合理的でトレンドにあった戦術と言えます。
まとめ
上記の様に、キックアウトという戦術は現代のバスケットボールでは、
必須と言っても良い様な戦術であり、ディフェンスもなかなか止められないものとなります。
そのため、各解説の人もキックアウトを連発すると言えるでしょう。
キックアウトは効率の高いオフェンスを行う重要な戦術とも言えるため、
今後試合観戦をする際には、スリーポイントが決まる可能性の高いタイミングがわかるため、
より楽しむことができるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、バスケをより楽しんでください。
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