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バスケは1チーム何人?カテゴリーやリーグによる人数の違いについて解説

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バスケは1チーム何人? ルール
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メジャーなチームスポーツの中でも、最もと言っていいほど少ない人数で行われるスポーツがバスケットボールです。

出場は5人というのは結構知られていることですが、ベンチも含めて1チーム何人かなどは、なかなか知られていません。そこで今回は、FIBA公式ルールや日本国内のローカル大会、そして各種プロリーグでの1チームは何人の登録なのかをご紹介します。

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プレイするのは1チーム5人

プレイするのは1チーム5人

まず、最もよく知られているバスケットボールの人数に関するルールですが、1チーム5人の選手が出場し、5対5で試合が行われます

これが、3×3の場合にはもちろん1チーム3人の3対3になるわけです。選手が退場になった場合や、負傷の場合なども含め、選手交代が可能なベンチメンバーがいる限り、この5人や3人の人数は必ず保たれて、ゲームが進行していきます。

ちなみに、日本でよく知られているチームスポーツとして野球・サッカーがありますが、両スポーツともに選手交代によってベンチに一度下がるとその試合には出場することはできませんが、バスケットボールの場合、選手がその試合を退場処分になっていないもしくは、出血の治療中などの出場ができない状態以外の場合、何度でも試合に出たりベンチに戻ったりすることができます

1チームベンチ入りの人数は?

ベンチ入りの人数は?

では、一度に出場できる選手の上限がわかったところで、最も問題になるのがベンチ入りできる選手の人数についてです。ちなみに、ベンチ入りできる(チームのメンバーとして登録できる)選手のことを、ロスターのメンバーと呼びます。実は、カテゴリやリーグによってロスターの上限人数が微妙に変わっていますので、ルールの違いごとにご説明していきます。

FIBAルール(国際公式ルール)

2021年現在のFIBAの公式ルールでは、ロスターに登録できる選手は12人以内となっています。

ルール上は5人以上登録されていれば、試合開始は可能であるため、5人以上12人以下であれば何人でも可能ではありますが、選手交代や怪我のリスクなどを考えれば、通常は1チーム12人ギリギリまで選手登録をします

日本国内

中学校・高校のバスケットボールでは、基本的には「FIBAルール」が適用されるのですが、ロスターの人数に関しては、大会の主催者がある程度裁量権を持って、人数を決められることになっています。

そのため、大会ごとにロスター入りできる人数に違いが出てきていますが、大体12〜15人が上限の人数となっています。ちなみに、このロスターは出場している選手も含めての選手登録の人数ですので、注意が必要です。

Bリーグ

Bリーグでは、13人までのロスターとなっていますが、それ以外に外国籍選手○人以下、アマチュア選手○以下、などのルールが定められています。

日本国籍を取得する選手がいるのは、日本代表に入るためだけではなく、こういった外国籍枠から外れるためというのもあるということは覚えておきましょう。

ちなみに、「○人」と表現したところに関しては、Bリーグの歴史が浅く、毎年のように細かなルール変更が行われて人数が変更になることがあるため、明確な人数の表記を避けています。

NBA

世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBAでは、特殊なロスター枠上限となっており、通常の本契約選手は15名までで2way契約(Gリーグと行き来する選手)の枠が2名が上限の合計17名が最大のロスター枠となっています。

これ以外に、アクティブリストと呼ばれる、「その試合に出場できる選手リスト」というベンチ入りのメンバー枠があり、元々13人だったものが、新型コロナウイルスの影響も加味され15人まで増えています。

また、FIBAや日本国内の大会では、基本的に試合開始のタイミングで5人以上が選手登録されていて、問題なく出場が可能であれば試合は問題なく進みますが、NBAでは8人以上は出場できる選手が揃っていない(アクティブリストに登録されていない状態)と試合開始すらされないルールになっており、ロスターが14名以下のチームは罰則対象にもなるというなかなかユニークなルールとなっています。

5人以下になってしまった試合はどうなる?

では、仮に出場できる選手が5人未満になってしまった場合にはどうなるのでしょうか?ルールや過去の事例から見ていきましょう。

試合開始前に5人未満の場合

出場できる選手が5人未満しかいなかった場合、その試合自体がアクティブなものではなく、不戦勝でロスターを揃えていたチームの勝ちとなります。

日本国内の中学高校のチームなどでは、そもそも部員が5人を少し超えるような人数であるチームが少なくなく、怪我や病気などを理由として選手が揃わないことが比較的多く発生します。

試合開始後に5人未満の場合

5ファウルやテクニカルファウル2つなど、退場処分を受けた選手が多数発生したり、多数の怪我人を出したりする試合があると、その試合に出場できる選手がチーム内で5人未満になることもあります。

こういった場合、片方のチームの出場可能選手が1人になるまで、「人数が減った状態」で試合が続けられます。プロリーグでは、違う規定が設けられていることもあります。少し具体的な事例を見ていきましょう。

アメリカの大学の事例

アメリカの大学バスケのNCAAの試合で、怪我などにより、アラバマ大学(動画内白ユニフォーム)が3人までメンバーが減ってしまうという珍事がありました。

ちなみに、ここまで選手が減ってしまった大きな理由は乱闘で、試合は再開されましたが、アラバマ大学は大半の選手を乱闘の処分で出場ができなくなってしまっていたところに、怪我などが重なり3人でゲームを続けることになりました。

この試合の珍しいところは、3人で最後まで戦い抜いたことだけではなく、超絶不利なはずの状態で、15点ほどあった点差をどんどんと詰めていき、残り1分の段階では勝負がわからないところまで奮闘したところでしょう。ある意味バスケ界の歴史に残るようなゲームと言っても良いかもしれません。

NBAの事例

2014年に行われた、レイカーズ vs キャバリアーズの試合は、歴史上でも珍しい事態となりました。

この試合は、開始前からアクティブリストに載っていたレイカーズの選手は8人しかおらず、最低限の人数しか出場することができない状態で、試合開始を迎えました。

試合はレイカーズが有利に進めたものの、1人の選手がファウルアウト、そして2名が怪我によって試合中に出場できない状態となり、残りの出場可能選手が5人となった状況で、Bリーグの渋谷でもプレイしていたロバート・サクレが6ファウル(NBAでは個人ファウルは6個目で退場)を吹かれてしまいました。

このまま4人でプレイを再開するかと思いきや、NBAには両チームともに5人以上の選手が出場しなければならないという規定があり、個人ファウルで退場処分になるはずが、ロバート・サクレはその後も出場し続けたのでした。6ファウルをしたにも関わらず、試合に出場し続けるというなんとも珍しい状況となったのでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

FIBAルールという公式ルールでは、

  • 出場は5人
  • ベンチに座れるのは出場5人を含めて12人まで
  • 試合中に5人未満になってしまったら1人になるまで「減った状態」で試合を進める

となっています。

それ以外のプロやローカルルールでは少し違うルールが適用されているため、
応援するチームやリーグのルールを細かく見てみると良いでしょう。

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