【初心者向け】バスケの5秒ルールを徹底解説! | バスケ初心者用メディア【ブザビ】

【初心者向け】バスケの5秒ルールを徹底解説!

バスケのおすすめサプリメント紹介!
※本ページはプロモーションを含みます。
※本ページはプロモーションを含みます。
\NBAが無料で観れる!/
ルール
スポンサーリンク

バスケの世界では、切っても切り離せない「時間」に関するルール。

3秒、8秒、24秒などはよく知られていますが、適用範囲の広い5秒ルールについては、試合中あまりコールされないために、知らない方も多いです。

今回は、適用される範囲が広い「5秒ルール」について、初心者でも簡単に理解できるように徹底解説させていただきます。

スポンサーリンク

バスケの5秒ルールとは?

バスケットボールにおける5秒ルールとは、オフェンス側の選手がボールを保持してから、何かしらのアクションをしなければならないというルールです。

5秒バイオレーションを宣告されると、相手ボールでのスローインに変わります。ここでいう「何らかのアクション」とは、ドリブル・パス・シュートのいずれかになっており、ピポッドでステップを踏もうとしたり、フェイントをするだけではアクションとは見做されません。

5秒ルールが適用される場面

実は5秒ルールが適用される場面によって、「アクション」に該当するものが少しだけ変わります。

フリースロー

フリースローの場面では、ドリブルやパスができる場面ではありませんので、審判からボールを受け取ってから5秒以内にシュートを打たなければバイオレーションとなります。ちなみに、フリースローの1本目で5秒バイオレーションが宣告された場合には、1本目が無くなり、2本目からのスタートとなります。逆に2本目に5秒バイオレーションとなった場合には、相手ボールのスローインからスタートします。この際、1本目がカウントになっていた場合には、その得点は問題なくカウントされます。

スローイン

相手チームのファウルやアウトオブバウンズ、バイオレーションなどで、スローインをする場合には、パスをすることが5秒ルールをクリアする条件になります。そのため、審判からボールを受け取った選手(コート外からスローインする選手)がその場でドリブルしても、5秒ルールをクリアにしたと見做されません。

ボールライブ中のコート内

ボールライブ中のコート内というのは、スローイン中でもフリースロー中でも、タイムアウト中でもない場合の試合中のことを指しますが、いわゆる試合中の選手は、ボールを持ってからパス・シュート・ドリブルを5秒以内に行わなければなりません。そのため、ドリブルをし続けていれば、5秒ルールが適用されることはありません。

5秒ルールが適用されない例外の場面

実は、5秒ルールには適用外になる例外のパターンがあります。

それが、ライブ中のコート内でボールを保持した時に起こるのですが、そのパターンというのは、ディフェンス側が積極的にプレッシャーをかけてこない時です。

ディフェンスがボールを取りに来ていなければ、ドリブルもパスもシュートも5秒以内にしなくても良いということになります。ちなみに、プレッシャーをかけているかどうかの基準は、ディフェンスがオフェンスの1m以内に接近しているかどうかです。プレーしている実感としては、手を伸ばせば届く距離まで距離を詰めているかどうかになります。

5秒ルールの存在理由

5秒ルールはなぜ存在するのでしょうか。

それは、8秒ルールや24秒ルールなどと同じく、試合のスピード感を出すためです。

もし5秒ルールがなければ、勝っているチームはボールをフロントコートまで運んだ後は、ボールを抱え込んで24秒使い切るということができてしまいます。
この時、抱え込まれてしまっては、ファウルをする以外にボールを取ることができないため、ディフェンスは見ているしかありません。しかし、これではロースコアゲームが続きますし、観客も面白くありません。
そのため、バスケットボールという競技のゲーム性やエキサイティングさを出す上で、実は重要なルールなのです。

5秒ルール本文

5秒ルールに関わるルールの本文は下記の通りです。

第17条 スローイン

(中略)

17-3-1 スローインをするプレイヤーは次のことをしてはならない。

・スローインのボールを手放すのに5秒を超えること

第27条 近接してガードされたプレイヤー

27-1 定義
コート上でライブのボールを持っているプレイヤーが、相手チームのプレイヤーに1m以内の距離で、正当な位置で積極的にガードされているとき、近接してガードされていることになる。

27-2 ルール
近接してガードされているプレイヤーは、5秒以内にパス、ショットあるいはドリブルをしなければならない。

第43条 フリースロー

(中略)

43-2-3 審判からボールを与えられたあと、5秒以内にボールを放たなければならない。

出典:http://www.japanbasketball.jp/files/referee/rule/2020rule.pdf

5秒ルールを誘うディフェンス

5秒ルールは、積極的にディフェンス側がプレッシャーをかけなかれば適用されないのですが、逆を返せば、プレッシャーをかけている状態であれば、ディフェンス側の味方になるルールです。

そのため、時にディフェンスは積極的にボールにプレッシャーをかける戦略を取ってきます。
いわゆるダブルチームという、ボールを持っているオフェンスの選手一人に対して、ディフェンス2人がプレッシャーをかけるという戦略で、ボールにプレッシャーをかけてきます。

ボールを取ることができなくても、2人でプレッシャーをかけるため、ドリブルが止まれば、5秒間その場で止まらせることができれば、自分たちのボールになるのです。

5秒ルールのまとめ

いかがだったでしょうか。

5秒ルールは、3秒や8秒と違い、そのもののルールとして存在するのではなく、
バラバラのルールの中に記載されているバイオレーションです。

初心者の方は特に、プレイの判断やスピードが遅くなりがちです。
この5秒という時間をしっかりと頭に入れてプレイすることで、チームを助けることができるようになるでしょう。

また、プロの世界でもたまにですが、5秒バイオレーションが起こります。
観戦中に何が起こったかわかるように、どんなルールなのか、このページを見て覚えておくと、観戦がより楽しくなるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました