バスケにオフサイドは存在しない!その理由やバスケットボールの魅力を考察 | バスケ初心者用メディア【ブザビ】

バスケにオフサイドは存在しない!その理由やバスケットボールの魅力を考察

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バスケにオフサイドは存在しない!その理由やバスケットボールの魅力を考察 ルール
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2022年はサッカーワールドカップがあり、世界的スーパースターであるリオネル・メッシが最後の世界的タイトルであるワールドカップを獲得したことで盛り上がりました。また、日本代表も奮闘し、スペインやドイツといった世界的な強国を倒し、戦前の予想を上回る活躍と興奮をもたらしました。

2023年にはバスケットボールワールドカップの一部が日本で開催され、スポーツファンとしては見逃せないイベントと言えるでしょう。

サッカーとバスケの両方を観戦すると「あれ?オフサイドじゃない?」というような場面が出てくるでしょう。そこで今回は、初心者向けバスケットボールメディアである当サイトが、バスケットボールにおける「オフサイド」やそれに近しいルール、バスケットボールならではの魅力について解説します。

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バスケにオフサイドは存在しない

バスケにオフサイドは存在しない

サッカーを観戦する際に初心者を戸惑わせるルールの最も有名なものが「オフサイド」です。

ざっくり解説すれば、「オフェンス側のチームの選手が、ボールを追いかけるわけでもないのにディフェンスの最終ラインを追い越してはならない」というルールです。

最終ラインとは?なぜ最終ラインを超えているのにオフサイドになるときとならないときがあるの?というのがサッカー初心者には理解しにくいことで有名です。

しかし、バスケットボールには「オフサイド」と呼ばれるルールやサッカーの「オフサイド」に該当するルールは存在しません。そのため、「自分たちが得点を取りたいゴールの近くで味方からのボールを待ち続けることもアリ」になります。

オフサイドが存在しない理由の考察

筆者はバスケットボールのルールを制定・策定している人間ではなく、オフサイドが存在しない明確な理由をお答えできるわけではありませんが、バスケットボールというスポーツの他のルールの存在や、これまでのルール改定などからオフサイドがない理由を推察することができますので、それらをお伝えします。

得点がたくさん入ることを前提

得点がたくさん入ることを前提

サッカーは10点などの大量得点をあまり前提としておらず、「1点」に対する重みがとても大きいスポーツといえます。そのため、すべてのゴールが1点とカウントされたり、オフサイドがあったり、ゴールキーパーが存在していると考えられます。

その点、バスケットボールは逆で、「大量に得点が入ること」にエキサイティングさや面白みを出しているスポーツといえます。

シュートによって得点数が違ったり、ボールを保持してからチームで24秒以内にシュートを放たなければいけなかったり、コートの半分より前に8秒以内にボールを運ばなければならなかったりなど、「速く攻める」「たくさん攻撃する」ことがルール上ほぼ確定しています。

昔にあった超ロースコア(得点がほとんど入らない)ゲームから、「○秒以内にシュートを打たなければならない(ショットクロック)」というルールが誕生したり、「コートの前に○秒以内にボールを運ばなければならない」という秒数が短縮されたりなど、スピーディさを重視したルール改正が度々行われていることからも「たくさん得点が入ることが望ましい」という前提でバスケットボールのルールが作られていることは明らかです。

そういったバスケットボールの前提に対して「オフサイド」は得点を取りにくくしすぎるルールになることから、存在しない(させることができない)といえるでしょう。

コートが狭い・人数が少ない

サッカーがゴールキーパー含め11人対11人で対戦するのに対し、バスケットボールは5対5です。

人数については、1人の重みが非常に大きいのバスケットボールであり、自分が攻めるゴールの近くで待ち伏せをしたとしても、自分が点をとりやすいのと同時に相手チームも圧倒的に点を点をとりやすいため、そういった作戦を取るチームはほとんど存在しないのです。(試合の展開次第でワンプレーのみ待ち伏せの状況になることは多々あります)

また、コート(ピッチ)のサイズはサッカーとバスケットボールでは「3.5〜4:1」のサイズ感です。そして、バスケットボールのルールでは、「攻撃する側のハーフコートにボールを運んだら、バックコート(守る側のゴールのあるコート半分)にボールを戻してはいけない」というものがあるため、攻撃するチームは、攻撃するゴール側にボールを運んだ瞬間に使えるコートのサイズが半分になってしまうのです。

人数に対してのコートサイズが狭いため、オフサイドをルールに導入してしまうと、スペースがほぼありません。その為、オフサイドを導入していないと考えられます。

ゴール下で待つことができないルールの存在

バスケットボールには、オフサイドがないためゴール付近でボールを待ち伏せすることは可能です。

「ゴールの真下に大きな選手を立たせておいて、そこにボールをパスして身長が高いが故に誰にも邪魔されずに得点する」という戦略を取られてしまうと、より大きな選手をゴール下に立たせておく方が必ず有利となってしまうため、これを規制するためにゴール下に線を書いておりこのような戦術が取れないように制限が設けられています。(3秒ルール)

そのため、どれだけ待ち伏せしようとしてもゴールの真下で待つことはほぼできないため、オフサイドが不必要ともいえます。

ゴールの裏のインプレー・スローイン

ゴール裏のインプレーがあったり、エンドラインからのスローインがあるのもサッカーにはないバスケットボールの特徴です。

サッカーはゴールライン(バスケットボールでいうエンドライン)と同じ場所にゴールポストがあり、ボールもラインと並行の「空中の壁」を越えればボールがアウトしたことになります。そのため、「ゴールの後にボールがある状態」はあり得ません。

バスケットボールでは若干異なる点があり、そもそもゴールが空中に存在しているという点と、よく見るとゴール(ボード)の真下よりも少し後ろまでコートの中であるため、ゴールの真裏も堂々のインプレーであることがわかります。

また、サッカーではコーナーキックになるような攻撃する側のゴールライン(バスケットボールでいうエンドライン)の外からのスローインというプレーも発生します。

このように、ゴールの後ろでもプレーすることが前提とされているバスケの世界では「オフサイド」をそもそも判定しにくくなるという特徴もあるのです。

バスケットボールならではのルール

バスケットボール観戦初心者のために、バスケならではのルールをご紹介します。

もう少しざっくりとバスケットボールのルールを理解したい方はこちらのページもおすすめです。

バックコートバイオレーション(バックパス)

バスケットボールでは、攻撃するゴールのある半面をフロントコート、守るゴールのある半面をバックコートと呼びます。

先述したように、バスケットボールではフロントコートに攻撃チームがボールを運んだ場合、その攻撃が終わるもしくは相手チーム(守備チーム)の選手がボールを触ってボールがバックコートに入らない限り、攻撃チームはバックコートにボールを持って侵入することができません。

このため、攻撃チームはコート全面を使って攻撃することはできず、常にゴールにアタックする姿勢が重要になるのです。

詳しくはこちらをご確認ください。

3秒ルール

3秒ルールとは、制限区域(ペイントエリア)と呼ばれるゴール下の長方形の四角形の中に、攻撃側チームの選手が攻撃するゴールのペイントエリアの中に3秒以上継続して立っていてはいけないというルールです。

特に「長身の選手がゴール近くに陣取りすぎると、背の高い選手しか活躍できなくなる」という状況を高いするために考案されたルールです。一昔前は台形の制限エリアでしたが、現在のルールでは制限区域が広げられ、長方形になっています。

詳しくはこちらをご確認ください。

ショットクロック(24秒ルール)

バスケットボールは、「観戦していても面白い」となるようにルールが改正されてきた歴史があり、その際たるものが「ショットクロック」(24秒ルール)です。

昔、非常に強大な力を持つ選手と戦ったチームが、その選手にやられないようにするためにひたすらボールをキープして時間を使い、超ロースコアゲームを繰り広げたことがありました。(得点は18-19)

この試合に観客が怒り、バスケットボール自体のルールに「ボールを持ったら○秒以内にシュートをしなければならない」という「ショットクロック」という新たな時間に関するものが設けられ、制定時は30秒だったものが現在では24秒に短縮されています。

3ポイントシュート・フリースロー

メジャースポーツのサッカーや野球では、ゴールに入れば1点、野球ではホームベースに選手が1人生還すれば1点となっており、プレイによる差はありません。

しかし、バスケットボールではシュートを放つ位置やフリースローによって与えられた得点かどうかによって、獲得できる得点が変わるというルールになっています。

こちらは、そこまで複雑ではありませんが、バスケットボールならではのゲーム性の高い点といえます。

オフサイドがないバスケットボールならではの魅力

バスケットボールはサッカーや野球、アメリカンフットボールなど他のスポーツと違う点に面白さ、楽しさのあるスポーツです。ここからは、バスケならではの競技としての魅力をご紹介します。

激しいダンクやスピーディな展開

バスケットボールの大きな魅力は、激しくスピーディな展開です。

ルールによって、素早くシュートを放ったり、前に進むと後ろに戻れないなど、左右のコートを両チームの選手が駆け巡り、非常にスピーディな展開になります。

また、世界レベルの選手であればほとんどの選手がダンクシュートが可能ですし、身長が高く身体能力が桁外れの選手たちが繰り出す激しいダンクは興奮することでしょう。

戦略から出る得点効率の違い

バスケットボールは、通常のシュートが決まれば2点が入りますが、3ポイントシュートを決めれば3点入ることになります。それに加え、ファウルをたくさん受けるとボーナスでフリースローを獲得できることもあり、試合展開や戦略・戦術によって大きく得点効率が変わってきます。

見た目の印象では勝っている印象だとしても、3ポイントシュートを立て続けに決められると一気に追いつかれることもあるため、戦略や戦術による得点効率の違いは面白い点といえるでしょう。

ギリギリまで逆転の可能性が残される展開

1点差や2点差の試合になった場合、サッカーでは1点ずつ返す必要があるため、時間が短くなるごとに時間内での逆転は難しくなります。

しかし、バスケの場合2点差までは1本のシュートで逆転が可能であり、残り数秒でもシュートが決まれば時間が止まるため、1桁点差であれば残り1分でも逆転の可能性が残されているというエキサイティングさがあります。

全員で攻撃して全員で守備をする

野球やサッカーなどの人数が多いスポーツとは違い、5人で狭いコートで戦うバスケットボールは、全員で攻撃して全員で守備をします。

チームスポーツの中で、選手がこれだけ流動して攻撃守備両方を全員で行うスポーツはあまりないため、バスケットボールの特徴といえるでしょう。

まとめ

このページをまとめます。

  • バスケットボールにオフサイドはない!
  • オフサイドがないのは、様々だが「スポーツとしての前提」が違うことが大きな理由
  • バスケはバスケとして楽しみ方で楽しんでほしい

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