東京オリンピックの5人制バスケ男子の組み合わせは?大会形式も解説

東京オリンピックライフスタイル
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いよいよ約1ヶ月後に迫った東京オリンピック。1年延長されたにも関わらず、感染症拡大の影響が収まりきらない状態であるため異例づくしの大会となりそうではありますが、日本バスケットボール界にとっても、男子・女子、そして3×3と今までにないほどの数の代表選手がオリンピックを経験することになります。

そこで気になるのが、オリンピックの対戦相手と大会フォーマットでしょう。

東京オリンピックでは各所の過密日程などを踏まえて、これまでの大会とフォーマットが変わったところがあります。今回は、東京オリンピック5人制バスケの男子の出場チームと組み合わせ、大会フォーマットについてみていきます

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東京オリンピック5人制バスケの大会フォーマット

ではまず、東京オリンピック5人制バスケの大会フォーマットについてみていきます。実は、各国のプロリーグや国際大会などのスケジュールが感染症拡大によってずれ込んだことなどを踏まえた形で、従来のオリンピックのフォーマットとは少し異なった形が採用されています。

東京オリンピックのバスケのフォーマット

2020東京オリンピック(2021開催)については、12チームがオリンピック本戦に出場します。

そして、予選リーグを3つ(A〜Cのグループ)に分けてリーグ戦を行い、3つのリーグの上位2チームは自動的に決勝トーナメント進出各リーグの3位チームのうち、勝敗数や得失点差などの成績を鑑みた場合の上位2チームが決勝トーナメントに進出します。

そうして確定した上位8チームがトーナメント形式でメダルを争うというフォーマットになっています。

詳細は後述しますが、従来のフォーマットでは予選リーグが2つのリーグで6チームずつ争うという形をとっていたところが、東京オリンピックとの違いとなります。

従来のオリンピックのバスケのフォーマット

東京オリンピック以前のオリンピック本大会のフォーマットでは、12チーム出場は基本的に変わりませんが、6チームが総当たりで戦う予選リーグが2つ用意され、その予選リーグの中で上位4チームずつが決勝トーナメントに出場して、メダルを争うというフォーマットでした。

フォーマットが変更された経緯

東京オリンピックから、予選リーグが3つに分けられた理由としては、感染症拡大を懸念して、できるだけ短い日程で大会が終わるように組んだことが挙げられます。また、ユーロリーグやNBAプレイオフなどの大きな大会が直前まで行われているため、選手の怪我や疲労を踏まえた形も理由の一つとされています。

予選リーグが2つで6チーム総当たりのリーグ戦を行う場合、予選リーグ終了までに1チーム最低でも5試合行わなければならず、最低5日間のリーグ戦日程が必要になります。それに対して3つのリーグで4チーム総当たりにすれば、予選リーグの最低日程は3日間で済むため、日程の圧縮になるということです。

バスケファンからすれば、オリンピックという場での試合数が減ったということですので、少し複雑なフォーマット変更となっているかもしれません。

競技会場

東京オリンピックの5人制バスケの会場は、男女ともに予選リーグから全ての日程をさいたまスーパーアリーナで行うことが発表されています

これまでのオリンピックでは、予選リーグと決勝トーナメントで会場が違うということもありましたが、東京オリンピックのコンセプトがコンパクトなエリアでの開催ということもあり、一貫してさいたまスーパーアリーナで行うことになります。

予選リーグ組み合わせ・日程と出場国

ではここからオリンピックの予選リーグ3つの組み合わせと出場予定国の特徴や注目選手、本大会開催約1ヶ月までのFIBAランキング、そして予選リーグの対戦日程などをご紹介します。

予選リーググループA

グループAの出場国

アメリカ

アメリカ国旗

FIBAランク:1位(2021年6月13日時点) 

世界ランキング堂々の1位がバスケ発祥の地であり、常にトップに君臨してきたアメリカです。2019年のワールドカップでは、主力級の選手がほとんど出場せず7位に終わっていました。今回の東京オリンピックでもNBAの過密日程による疲労や怪我等々を理由に続々とトップクラスの選手の辞退が発表されているため、FIBAランキングほどの強さは強さは見られないかもしれません

ただし、全メンバーがNBA選手で構成されるため全ての選手が注目と言っても過言ではないでしょう。

フランス

フランス国旗

FIBAランク:7位(2021年6月13日時点)

グループAにおいてアメリカと対等に渡り合えるであろうチームがフランスです。スタメンセンターのルディ・ゴベアはNBAでも3度目の最優秀守備選手(DPOY)を獲得するなど、世界でも屈指のセンターです。また、シュートの得意なSGのフォーニエなども注目でしょう。アメリカ代表のメンバー次第とも言えますが、十分にグループAを1位通過する可能性があります。

イラン

イラン国旗

FIBAランク:23位(2021年6月13日時点)

アジアの中では世界ランキングが2番目に高いイランがこの組み合わせに入っています。

本大会直前にエキシビジョンマッチとして日本代表とも試合を行いますのでそこでチェックができるかと思いますが、218cmの身長を誇るハメッド・ハッダディが注目選手と言えるでしょう。36歳という年齢のため出場するかどうか正式にはわかりませんが、イラン初のNBA選手として活躍していた過去を持ちます。全体的にサイズの大きな選手が多いため、シュートの確率が高ければリーグ内で上位に食い込む可能性があります。

最終予選カナダ大会勝者 (チェコ)

4チーム目に当たるのが世界最終予選カナダ大会の勝者です。2021年6月末〜7月初旬にかけて最終予選が行われて決定します。

最終予選カナダ大会には、ギリシャ(6位)、チェコ(12位)、トルコ(15位)、カナダ(21位)、中国(29位)、ウルグアイ(45位)が参加します。

【カナダ大会最終結果】
チェコ(12位)が東京オリンピック最終予選カナダ大会を突破しました。
NBA選手が8選手も参加したカナダ、そして格上であるギリシャを倒して、突破してきたという勢いそのままに本大会に進出してくるでしょう。

 

グループAの試合日程

グループAの対戦日程は下記の通りです。

  • 2021年7月25日 10:00〜 イラン vs 最終予選カナダ大会勝者 (チェコ)
  • 2021年7月25日 21:00〜 アメリカ vs フランス
  • 2021年7月28日 13:40〜 アメリカ vs イラン
  • 2021年7月28日 21:00〜 フランス vs 最終予選カナダ大会勝者 (チェコ)
  • 2021年7月31日 10:00〜 フランス vs イラン
  • 2021年7月31日 21:00〜 アメリカ vs 最終予選カナダ大会勝者 (チェコ)

予選リーググループB

グループBの出場国

オーストラリア

オーストラリア国旗

FIBAランク:3位(2021年6月13日時点)

世界的に見ても超優秀なタレントが揃っているチームがオーストラリアです。2019年ワールドカップのアジア予選で日本代表がオーストラリアに勝つということがありましたが、実はあのメンバーもフルメンバーではなく、NBAオールスター級の選手が参加していませんでした。参加するかどうかまだ不透明ですが、ベン・シモンズ、ジョー・イングルスなどNBAプレーオフでも活躍している選手が参加すれば一気にメダル候補に入ってくる実力を持っています。

ナイジェリア

ナイジェリア国旗

FIBAランク:22位(2021年6月13日時点) 

アフリカにおけるFIBAランキングが一番高いのがナイジェリアです。NBAでロールプレイヤーとして活躍している、ジョシュ・オコーギーを中心にチームを組み立ててくると思われます。ナイジェリアはここ20年ほどで一気に強化して世界大会で上位に食い込んできており、東京オリンピックでも番狂わせやサプライズチームとなる可能性があります。

最終予選クロアチア大会勝者 (ドイツ)

3チーム目にあたるのが最終予選クロアチア大会の勝者です。

ロシア(9位)、ブラジル(11位)、クロアチア(14位)、ドイツ(17位)、メキシコ(24位)、チュニジア(34位)の中の1チームが勝ち上がってきますが、実質ロシア、ブラジル、クロアチア、ドイツの4チームの争いとなりそうです。

順位で言えば、ロシアが高いですが、ここのところ国際大会での調子がそこまで良くないことも考えると、ブラジル、クロアチア、ドイツにもチャンスがあるという感じでしょう。

【クロアチア大会最終結果】
ドイツ(17位)が東京オリンピック最終予選クロアチア大会を突破しました。
やはり非常にロシアの調子が良くなく、ドイツとブラジルの争いという形になっていましたが、
最終的にはドイツが競り勝ちました。ボンガ・バグナーといった、NBAで八村選手のチームメイトや元チームメイトがいるチームが勝ち上がってきているため、日本のファンにとっても親近感の湧くチームが1つ増えたと言えるでしょう。
最終予選セルビア大会勝者 (イタリア)

4チーム目は、最終予選セルビア大会の勝者です。グループBは唯一最終予選からの勝ち上がり組が2チームという構成になっています。

最終予選セルビア大会は、セルビア(5位)、イタリア(10位)、プエルトリコ(18位)、ドミニカ(19位)、ニュージーランド(25位)、セネガル(35位)の6チームで争われます。

世界的にも上位のチームが争う形ですが、ここのところの国際大会での成績を鑑み、メンバーも問題なく集まるということであれば、セルビアが勝ち上がってくると思われます

【セルビア大会最終結果】
イタリア(10位)が、東京オリンピック最終予選セルビア大会を突破しました。
セルビアが有利かと思われていたところでしたが、最終的にはイタリアが競り勝っての出場を決めました。
ここ最近のセルビアは非常に国際的な成績も良かったのですが、それを下したイタリアは相当に波に乗っているといえるでしょう。

グループBの試合日程

グループBの対戦日程は下記の通りです。

  • 2021年7月25日 13:40〜 最終予選セルビア大会の勝者(イタリア) vs 最終予選クロアチア大会の勝者 (ドイツ)
  • 2021年7月25日 17:20〜 オーストラリア vs ナイジェリア
  • 2021年7月28日 10:00〜 ナイジェリア vs 最終予選クロアチア大会勝者 (ドイツ)
  • 2021年7月28日 17:20〜  オーストラリア vs 最終予選セルビア大会勝者 (イタリア)
  • 2021年7月31日 13:40〜 ナイジェリア vs 最終予選セルビア大会勝者 (イタリア)
  • 2021年7月31日 17:20〜 オーストラリア vs 最終予選クロアチア大会勝者 (ドイツ)

予選リーググループC

グループCの出場国

スペイン

スペイン

FIBAランク:2位(2021年6月13日時点)

国際大会でも輝かしい成績を残してきており、NBAでもトップクラスの選手を何人も輩出しているスペインがグループCに入りました。このグループでは、ダントツのトップ候補でしょう。

マルク・ガソルとリッキールビオという常連に加えて、エルナンゴメス兄弟、そしてユーロリーグの強豪クラブを多数国内で抱えているため、優秀な選手を多数揃えています

アルゼンチン

アルゼンチン

FIBAランク:4位(2021年6月13日時点)

世界ランキングからしてもメダル候補になるチームで、日本代表監督であるフリオ・ラマス氏の母国であるのがアルゼンチンです。

デンバーナゲッツで活躍しているカンパッソが世界的に目立つ存在ではあると思いますが、国際大会経験が豊富なルイス・スコラやノシオニなどの存在感が非常に強く、ケミストリーの強いチームになります。

日本

日本

FIBAランク:42位(2021年6月13日時点)

グループCにわが国日本が入っています。

各メディアでは、「死の組」に入ったと言われていますが、オリンピック、W杯の主要国際大会では10位が最高順位の日本にとっては、グループC以外でも死の組でしょう。

しかし、渡邊雄太、八村塁の2人のNBA選手が同時に存在すること、それ以外にもNBAチームと契約した経験を持つ選手が複数いること、そして国内リーグがかつてないほど盛り上がった影響で全体的なレベルが底上げされていることなど、過去と比べてもトップレベルの日本代表になっていることは間違い無いでしょう。

予選リーグ突破も簡単ではありませんが、可能性が全くないわけではないと言えると思います。

最終予選リトアニア大会勝者 (スロベニア)

4チーム目は最終予選リトアニア大会の勝者です。

リトアニア(8位)、ポーランド(13位)、スロベニア(16位)、ベネズエラ(20位)、韓国(30位)、アンゴラ(33位)の戦いとなりますが、リトアニア、ポーランド、スロベニア3チームの争いになるかと思われます。

【リトアニア大会最終結果】
スロベニア(16位)が東京オリンピック最終予選リトアニア大会を突破しました。
NBAでも旋風を巻き起こし、世界のバスケ界の貴公子のような存在となっているルカ・ドンチッチ擁するスロベニアが、リトアニアとの最終対決に勝利して突破してきました。
日本のバスケファンにとっては、ドンチッチと日本がどのように戦うのかという楽しみが増えた組み合わせになったと言えるでしょう。

グループCの試合日程

グループCの対戦日程は下記の通りです。

  • 2021年7月26日 13:40〜 アルゼンチン vs 最終予選リトアニア大会勝者 (スロベニア)
  • 2021年7月26日 21:00〜 日本 vs スペイン
  • 2021年7月29日 13:40〜 日本 vs 最終予選リトアニア大会勝者 (スロベニア)
  • 2021年7月29日 21:00〜 スペイン vs アルゼンチン
  • 2021年8月1日 13:40〜 日本 vs アルゼンチン
  • 2021年8月1日 17:20〜 スペイン vs 最終予選リトアニア大会勝者 (スロベニア)

決勝トーナメント

決勝トーナメント日程

予選リーグ後の決勝トーナメントの日程は下記の通りです。

  • 男子準々決勝1試合目 2021年8月3日 10:00〜
  • 男子準々決勝2試合目 2021年8月3日 13:40〜
  • 男子準々決勝3試合目 2021年8月3日 17:20〜
  • 男子準々決勝4試合目 2021年8月3日 21:00〜
  • 男子準決勝1試合目 2021年8月5日 13:15〜
  • 男子準決勝2試合目 2021年8月5日 20:00〜
  • 男子決勝 2021年8月7日 11:30〜
  • 男子3位決定戦 2021年8月7日 20:00〜

まとめ

各リーグの対戦カードや大会フォーマットについてご紹介しました。

今後TV放送や詳細の情報、そして最終予選通過チームも判明してきますので、
より詳細がだんだん見えてくる頃かと思います。

一生に一度あるかどうかの母国でのオリンピックですので、
ぜひこの機会にバスケを楽しんでみてください。

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