ファウルゲームとは?意味や行う理由を徹底解説!

戦略
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接戦のバスケの試合を観戦すると、観客やベンチなどから「ファウルゲーム」という言葉が、試合終盤に聞こえてくることがあります。

ファウルゲームとは、バスケの作戦の一つなのですが、練習するような作戦ではないのが特徴です。
では、ファウルゲームとはどんなものなのか?初心者でもわかりやすいように、ファウルゲームの意味や実施する理由などを徹底解説します!

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ファウルゲームとは?

まず、そもそもファウルゲームとはなんなのでしょうか。

ファウルゲームとは、「残り時間が少ないが、残り数回の攻撃で逆転する可能性があるチームが、相手チームがボールを持っている時にわざとファウルをする作戦」です。

わざとファウルをするのですが、怪我をさせることやラフプレイを目的とするのではなく、 ファウルをすることでゲームクロック(試合の残り時間)を止めることを目的としています。

ファウルゲームを行う理由は?

では、なぜファウルゲームを行うのかというと、「試合の残り時間が少ないが逆転の可能性を無くさないため」です。具体例を出して解説します。

ファウルゲームを行う具体例

試合時間残り35秒。5点差で負けているチームA。ボール保持はチームBとしましょう。

Aが5点をひっくり返すには、スリーポイントを決めるとしても最低で2回の攻撃チャンスが必要です。

しかし、現在のボール保持はBになるため、このまま24秒バイオレーションまでボールを回されてしまえば、残りは9秒。すぐにスリーポイントを決めても、またボールを回されてしまえば、試合終了になってしまいます。

しかし、残り35秒のタイミングでファウルをすれば、その瞬間に時計が止まるため、出場している選手内でプレーの確認もできますし、時間が止まっているところからパスカットを狙う事もできます。また、チームファウルが溜まっている状態であれば、相手チームにフリースローが与えられてしまいますが、裏を返せば、得点を与えてでも自チームにボールが回ってくるようになります。

ファウルゲームの具体的な時間の流れは、

35秒→ 残り33秒 Aファウル Bフリースロー2本(7点差) → 残り27秒 A 3P (4点差)
→残り 25秒 Aファウル Bフリースロー (6点差) → 残り20秒 A 3P (3点差)
→残り 18秒 Aファウル Bフリースロー (5点差) → 残り13秒 A 3P (2点差)
→残り 11秒 Aファウル Bフリースロー (4点差) → 残り6秒 A 3P (1点差)
→残り4秒 Aファウル Bフリースロー (3点差) → 残り0秒 A 3P (同点) 

となります。

時間を細かく止めなければ、ボールを回された分、自分たちが攻撃する時間もなくなってしまうため、
このような逆転劇や同点劇が起こることは滅多にありません。

ここでは全てのシュートが入ることを想定していますが、Bチームがフリースローを落とす可能性も十分にあり、フリースローを落とした分、Aチームが点差を縮めるチャンスになります。

ファウルゲームの両チームの対応

では、ファウルゲームに対する両チームの考えをご紹介します。

ファウルゲームする側(負けているチーム)

ファウルゲームをする側の心理は、シンプルに時間を止めることを最優先に考えます。

また、万が一ファウルアウトになったり、4ファウルになったりする可能性があると、逆転や同点にするプランに支障をきたすため自分たちのチームのスリーポイントやシュートの得意な選手にファウルをさせないようにしたりします。

また、ルールの厳格化によってアンスポーツマンライクファウルに該当する可能性もあるため、それだけは避ける考え方で臨みます。出来るだけ相手チームの得点も防ぎたいので、フリースローの苦手な選手にファウルをするようにします。

ファウルゲームされる側(勝っているチーム)

ファウルゲームをされる側のチームは、基本的に勝っているため、出来るだけ時間を使うことを最優先に考えます。

また、焦ってボールを失うということが最も良くない事のため、ファウルゲームをされる場面ではいつも以上にボールの扱いが慎重になります。

また、相手チームのファウルが重なった場合にはフリースローになるため、出来るだけボールを持つ選手がフリースローが得意な選手になるように仕向けます

そうすることで得点でき、相手チームに追いつかせないことができるためです。また、ファウルゲームを仕掛けてくるチームは、ファウルだけを狙わず、まずボールを奪いにくるため、キープ力のある選手がボールを保持する事も重要になります。

ファウルゲームがなくなる騒動について

2017年9月25日に、日本バスケットボール協会でJBA公認プロフェッショナルレフェリー誕生の記者会見が行われた際に、アンスポーツマン・ライク・ファウルの適用条件の確認というものが行われ、その中で、

ディフェンスプレイヤーが直接ボールにプレイせず、速攻を止めることだけを目的とした必要のないファウル、またはオフェンスの進行を妨害することを目的とした必要のないファウル(このルールはオフェンス側のプレイヤーがショットの動作に入るまで適用される)

もアンスポーツマン・ライク・ファウルが適用されるという説明がなされました。

この、「オフェンスの進行を妨害することを目的とした必要のないファウル」にファウルゲームのファウルが該当すると見られ、ファウルゲームができなくなるのでは?という見方が広がっていました。

この会見はBリーグをメインとした会見でしたが、このアンスポーツマン・ライク・ファウルの適用が平成30年で全カテゴリに適用されると説明されましたが、結局ファウルゲームという戦略自体がなくなるということはありませんでした。

しかし、あからさまなファウルゲームというのがやりにくくなり、少しずつ減っているのは事実で、激しくプレッシャーを与えた結果ファウルが嵩むという状況が2020年現在のバスケの世界でのファウルゲームに近いです。

FIBAを始めとする各バスケットボール協会は、バスケのゲームをクリーンな形で行うということに全力をあげているため、今後もしかしたら、ファウルゲームという戦略自体が禁止になることがあるかもしれません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

ファウルゲームは、バスケの上級ランクの戦略であり、接戦の終盤に行われますが、
ファウルをわざと行うという、クリーンさから離れた部分にある戦略であるため、
協会や審判からはあまりよく思われないというのも事実です。

しかし、ファウルをして時間を止めてでも勝ちに行くという、
負けているチーム側気合の表れでもあるため、今後も残っていくと良いのかなと思っています。

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