バスケのシュートフォームを綺麗にする6つのコツと見本にしたい選手10選 | バスケ初心者用メディア【ブザビ】

バスケのシュートフォームを綺麗にする6つのコツと見本にしたい選手一覧

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バスケを始めて少しすると考えるようになるのが、「綺麗なシュートフォームでシュートが打てるとかっこいいな」だったり、「綺麗なシュートフォームなら確率が高くなるかな?」ということでしょう。
チームのコーチなどからも、「正しいシュートフォームで練習しろ!」などと言われることもあるかもしれません。
しかし、正しいシュートフォームやシュートのコツなどがなかなかわかりにくかったりするのも事実でしょう。

そこで今回は、バスケの綺麗なシュートフォームを身につけるコツと、お手本にするべき選手たちをご紹介します。

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バスケのシュートフォームには2種類ある

まず、シュートフォームの話になると必ず、ワンモーションが良いのか、ツーモーションが良いのかという議論が出てくるのですが、ワン・ツーのモーションによって2種類あることをご存知でしたでしょうか?

ツーモーション

一般的にお手本・見本のシュートフォームとされているのが、「ツーモーション」で、ボールを肩の上(頭の上)に持ち上げて固定(モーション1)、そこから肘を伸ばしてシュートをフィニッシュ(モーション2)という2段階のフェーズを経るため、2モーションシュートと呼ばれています。

ツーモーションシュートの場合、打点が高くなったり、ジャンプをしてからでも狙いを定められるというメリットがありますが、逆に腕や全身の力が強くない場合には遠くからボールが届かなかったり、セットするタイミングがあるため、ディフェンス側からボールを狙われた場合にブロックされやすくなります。

ちなみに、ここで紹介したモーション1の工程の固定以外の部分を、バスケ用語で「ディップ」と呼びます。

ワンモーション

ツーモーションシュートのモーション1(ディップ)の段階で、ボールを固定して止めることなく、フィニッシュまでするシュートが、ワンモーションと呼ばれています。

ボールをキャッチしてからのリリースが早くなり、ブロックをしづらくなったり、飛距離を伸ばしやすいというメリットがありますが、シュートが比較的にぶれやすい点と打点が低くなりやすいというデメリットがあります。ちなみに、ワンモーションでシュートする場合には、ジャンプする前にシュートを放つ準備が終わることが多いため、ジャンピングシュート(ジャンプの頂点の前に放つ)になりがちです。

どちらがいいのかという議論が必ず起こるのですが、どちらがいいということは決してなく、シュートを決められればどっちでも良いかと思います

ただし、力があまりなかったりする際に無理矢理ツーモーションでシュートしようとすると、変なところに力を入れすぎてフォームが乱れることが多いため、注意が必要です。

シュートフォームを綺麗にする6つのコツ

ではここからシュートフォームを綺麗にするための7つのコツをご紹介します。

1.ボールキャッチの仕方

シュートに関係ないと思われることも多いのですが、実は超重要なのがボールをキャッチ(保持する)時の姿勢です。パスをもらった場合でも、自分でドリブルからジャンプシュートをする場合でも、ボールをキャッチするタイミングでは、すでに膝を曲げていることが良いシュートフォームを身につけるためには重要です。

また、そのタイミングで肩幅ほどに足を広げ、利き手側の足を少し前に出したスタンスでシュートができると良いバランスになります。

2.ヒジを真っ直ぐに

人間の腕は肘がある方向にしか開きません。そのため、肘がゴールではない方向に向いていると、シュートがブレる原因にもなります。

そのため、シュートフォームが綺麗だとされている選手は皆、ある程度ヒジを閉めて、ゴールに直線的な肘の開き具合になるように調整しています

3.ボールの持ち方

シュートにはボールの持ち方も大きく影響します。

綺麗なシュートフォームを身につけるためのボールの持ち方のポイントは、

  • 膝を曲げたタイミングでボールを胸の前に持つ
  • 手のひらではなく指で支えるイメージでボールを持つ
  • シュートを放つタイミングではゴールに向けてスナップをする

という3つになります。
ちなみにスナップとは、手首を曲げることです。

持ち方としての最大のポイントは、手のひらではなく指でボールを支えようというようなイメージでボールを持ち上げる部分でしょう。

4.ジャンプは上に

実際の試合では若干前にジャンプすることも多いですが、綺麗なシュートフォームを身につけるという部分で言えば、「真っ直ぐ上にジャンプする」ということが重要です。

上にジャンプするという意識を持つことで空中での姿勢が綺麗に保たれるため、必然的にフォームが綺麗になりやすいです。

5.身体全体のバランス

腕やジャンプだけを意識してもシュートは綺麗になりません。身体全体のバランスを整えることが大切です。

これは、シュートまでのリズムを整えることにも繋がります。「トンットトン」のようなリズムでジャンプをしてシュートが打てていれば、リズムとしては良いと言えます。

身体全体に一本の筋が通っていると感じてシュートできると良いと言えます。

6.フォロースルー

シュートを放って、ボールが手から離れた後も、少しの間、そのまま手を伸ばしておきましょう。

シュートの後にも手を残すイメージをしておくと、非常に手首が返りやすく、スナップの効いたシュートを放つことができます。

シュートフォームを綺麗にするための練習方法

では、シュートフォームを綺麗にするための練習方法をご紹介します。

1.練習は近い距離から

力がついていない段階で、無理に遠くからシュートを放とうとすると、ほぼ必ずと言っていいほど、シュートフォームが乱れてしまいます。そのため、無理のない距離でのシュート練習から始めると良いでしょう。

また、その日の最初の方も近い距離から練習を始めることで、崩れないフォームを確認しながらフォームを固めていけます。綺麗なシュートフォームを身につけることができれば、ジャンプの力をボールに伝えることができるようになるので、段々と飛距離が伸びてきます

2.自分のシュートを動画で撮影して見返す

最近であれば、スマートフォンを誰しも持っているので、自分のシュート練習の映像を録画して後で見返すことが良いと思います。自分が練習をしている間は、自分のことを俯瞰で見ることができないので、意外な気づきを得ることができます

理想像と比べて、自分のできていないところを修正することで、だんだん綺麗なシュートフォームに近づいていくでしょう。

3.シューティングでの反復

シュートフォームは一長一短では身につきません。結局、自分のものにするには反復練習で身につけるしかありません。そこで重要なのが、誰かにパスやリバウンドを手伝ってもらうことです。自分でボールを拾いに行くことも、良い練習にはなるのですが、綺麗なシュートフォームを身につけるという面においては、誰かにリバウンドやパスを出してもらうことの方が、シュートに集中できるため良い練習になります

見本にしたい選手10選

最後に、見本にしておきたい綺麗なシュートフォームの選手10選をご紹介します。

ワンモーション

ステフィン・カリー

カリーはワンモーションシュートのお手本のような身体の使い方をする選手です。正直、お手本のようなシュートフォームかというと微妙なところではありますが、NBAの歴代でも屈指のシューターであることや、非常に身体の力をボールに伝えることが上手い選手ですので、シュートを打つ際の身体の使い方を参考にすると良いと思います。

ジェームズ・ハーデン

ハーデンも、ワンモーションのお手本のようなシュートフォームを使い方をする選手で、左利きのシューターの中でも非常に綺麗で、楽にシュートを打つ選手です。身体の力をボールに伝えるのが上手く、ステップバックしても軽くスリーポイントシュートを決められるため、参考になると思います。

クレイ・トンプソン

カリーとともにスプラッシュ・ブラザーズを形成する1人で、2021年現在のNBAで最もフォームが綺麗な選手の1人とされている選手です。おでこと顔の間くらいの高さに一瞬ボールをセットするイメージなので、ツーモーションと言えるかもしれませんが、一般的にはワンモーションのプレイヤーとされています。

フォロースルーも非常に綺麗に使っているので、全ての選手のシュートフォームのお手本になると思います。

デイミアン・リラード

リラードは、機械のような形にまでシュートフォームが固まっているような選手です。ロングレンジからのシュートが得意な選手であるため、ハイライトプレイで見たことがあるひとも多いかもしれません。彼も長距離のシュートを放つために、ワンモーションの形で放っています。

JJ・レディック

レディックもツーモーションかワンモーションか微妙な選手ではありますが、一般的にワンモーションで認識されているようなので、こちらで紹介します。イケメンで有名なJJ・レディックですが、シューターとしても非常に優秀でキャリア通算で.400を超える3P%を誇ります。

NBAでは小さいサイズでありながらSGであるため、ボールをもらうために縦横無尽にコートを駆け巡った後に、ボールをキャッチし、一瞬でシュート動作に入ります。

レディックのシュートはお手本の形よりも相当前方にジャンプするフォームをしており、上にジャンプしない珍しいシューターとも言えます。スナップや腕の使い方、キャッチした時の姿勢が非常に綺麗で、身体のバランスやリズムを大切にしていることが見て伺えます。

ツーモーション

カーメロ・アンソニー

カーメロは、2021年現役選手の中で、一番理想のシュートフォームに近い選手と言えるでしょう。

ロッカーモーションやジャブステップからのジャンプシュートは、ほぼ芸術の域に達しており、彼のシュートに関してはほぼ文句をつけるところがありません。お手本通りのツーモーションシュートですので、ぜひ参考にしてみてください。

マイケル・ジョーダン

ジョーダンも理想的なツーモーションシューターと理解されていることが多いです。

驚異的な身体能力から繰り出されるフェイドアウェイは芸術品であり、美しさに関しては、一級品です。高い身体能力があったためにブロックされなかったので、ツーモーションでいけたということもあるでしょうが、ジャンプシュートの映像ではお手本のような動作でシュートが放たれることがわかると思います。

レイ・アレン

ステフ・カリーとともにNBA歴代No.1シューターの呼び声の高いシューターで、ネクストジョーダンと呼ばれたこともある、非常に身体能力の高い選手でした。

現代のシューターでは珍しく、シュート前のディップの動作が実は非常に大きいのですが、鍛錬によってディップが異常な速さで行われるため、ツーモーションのシュートでありながら超クイックリリースが実現されていました。

身体能力が高いため、ほぼ必ずジャンプの頂点で放っており、それこそ機械のような精度のシュートを放ちます。シュートを放つ姿勢は、やはり芸術と呼ばれる域に達しています。

クリス・ポール

小柄なガードの選手でありながら、頭の上にボールをセットして、ジャンプの最高到達点でシュートを放ちます。

身体のバランスが日本人に近いため真似しやすいかもしれませんが、ブロックを回避するために、ツーモーション気味のシュートでありながら、ループ(アーチ)を高くしてシュートを打つため、彼の真似をすると非常に腕の力が必要になります。

また、飛距離を出すために、ジャンプするときに若干利き手側を前に捻りながらジャンプしています。少し癖があるといえばありますが、全体のバランスは非常に綺麗です。

コービー・ブライアント

ジョーダンの全てを真似して盗んだ選手と言われている、レジェンド、コービー・ブライアンともジョーダンと同じくツーモーションシュートです。引退が近づくにつれて、身体能力が徐々に落ちていき、ジャンピングシュート(ワンモーションに近い)形に近づいてはいますが、基本的にはツーモーションでシュートを放っていました。

ジャンプするときの脚の幅が狭いことが多々あり、若干内股気味にジャンプすることもありましたが、空中ではしっかりと真っ直ぐの姿勢を保ってシュートを放ちます。

最後に

ジャンプシュートは、バスケの世界では絶対に必要なスキルです。

もちろんシュートを決める技術があれば、シュートフォームなど、どちらでも良いという部分もありますが、
これまで「綺麗だ」とされているフォームはそれだけ理にかなった形をとっているため、
お手本になる選手のフォームにできるだけ似せることができれば、
飛距離も確率も上がっていくでしょう。

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