バスケの試合で最も盛り上がる瞬間と言えるものの一つである「ブザービーター」。
しかし、初心者からすれば、「ブザービーターとはなんなのか?」と思ってしまうかもしれません。
そこで今回はブザービーターの定義やブザービーターが起こるタイミングなどを徹底解説します。
ブザービーターって何?
バスケの試合は、サッカーなどにある「ロスタイム」という概念がなく、各ピリオドの10分が経ったタイミングでピリオドが終了し、タイマーが0.0秒になった瞬間にブザーの音が鳴ります。
その瞬間にボールデッドの判定になり、試合がストップとなりますが、ピリオドの終了直前にボールが放たれていれば、ボールが空中にある瞬間にブザーがなった場合には、そのボールがリングを通過すれば得点がカウントとなる規定があります。
このように、ピリオド終了(試合終了)の合図の直前にボールを放ち、ブザーと同時もしくはブザーの後にボールがリングを通過して、得点がカウントになることを、「ブザービーター」と呼びます。
定義通りのブザービーターが起こるタイミング
では、ブザービーターはどんな時に起こるのかというと、
定義が「ピリオドの終了の合図」というものになっていますので、
ブザービーターが起こるタイミングは、正確に言えば、
- 第1ピリオドの終了
- 第2ピリオドの終了
- 第3ピリオドの終了
- 第4ピリオドの終了(試合終了)
- 延長の終了
のタイミングとなります。
バスケで延長になることはあまりありませんので、基本的には1試合に4回あると認識されると良いでしょう。
この中で、特に接戦の際の第4ピリオド(試合終了)のタイミングのブザービーターは、勝ち負けをひっくり返すような可能性がありますので、特段大きな声援を受けるプレーとなります。
定義から外れたブザービーターが起こるタイミング
バスケのブザービーターの定義が「ピリオドの終了の合図」に合わせたものですので、実際には4回のチャンスしかありませんが、定義を少し外れたブザービーターが存在します。
そもそもブザービーターとは、「ブザーと同時に入った」という意味合いであり、ブザーがなるタイマーは試合時間のタイマー以外に、「24秒タイマー」があります。
24秒タイマーのブザーの直前にシュートを放っていれば、ブザー後に入っても得点が認められるという点は、一般的なブザービーターの規定と同じです。
そのため、24秒タイマーのブザーに対しても「ブザービーター」という言葉が使われることがありますが、あくまでも実際のブザービーターの定義からは少し外れているということは覚えておきましょう。
プロ選手のブザービーター集
ここまでブザービーターの定義を見ていただきましたが、ここからは、実際の試合でのブザービーターの動画を見ていただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ブザービーターはバスケの試合の中でも最高の興奮ポイントの一つです。
しかし、チャンスも少なく、成功する可能性もそこまで高くないため見逃してしまうと、次にいつ見られるかわからないようなものです。
各ピリオドの終了のタイミングは、ブザービーターを祈って見ておくと奇跡が見れるかもしれません。
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