バスケの主要スタッツの一つであるスティール。
バスケを最近見始めた方には?になってしまう単語の一つでもあると思います。
そこで今回は、バスケにおけるスティールの意味とコツをご紹介します。
バスケにおける「スティール」とは?
まず、バスケにおける「スティール」とは、ディフェンスの際にオフェンス側のボールを奪うプレイのことです。
ドリブル中のボールに触れて、自分のボールにしたり、パスカットしたりすることが挙げられます。
スティールは英単語で「steal」と書き、盗むや奪うという意味がありますので、「オフェンスからボールを盗む」と理解しているとすっと入ってくるでしょう。
スティールはどれくらいあるとすごい?
スティールは、得点・リバウンド・アシスト・ブロックと並んで主要スタッツ(試合の数値としての記録)とされていますが、どれくらいあるとすごいのでしょうか?
スティール王は1試合約2スティール
スティールはディフェンスが上手い選手が稼げるスタッツではありますが、毎試合10スティールもできるような部門ではなく、世界最高峰のバスケリーグであるNBAのスティール王でさえも大体1試合平均2スティール程度のため、1試合3スティール以上記録すれば、ディフェンスで非常に大きなインパクトを与えていたと言えると思います。
多くの選手は0スティール
シュートを防ぐブロックというスタッツ以上に、スティールを記録しようとすると「攻撃的なディフェンス」の姿勢が必要になります。
ディフェンスが上手いと言われているような選手の中には、「オフェンスのコースに入るのが得意」というタイプのディフェンスをする選手も多く、そういったディフェンスをする選手にとってはなかなかスティールという数字は残しにくいのが実際のところです。そのため、多くの選手は1試合戦っても、0スティールで試合を終えることになります。
上手くスティールするコツ
では、プレイする時に上手くスティールするにはどうしたら良いのでしょうか。
相手選手の癖を見つける
どれだけ上手い選手でもボールの動かし方や手の使い方などに癖があることが多いです。それを見抜くことができれば、自分がディフェンスをするときにどこに手を出せばボールに触れられるのかがわかります。
頻繁にボールに手を出す
ファウルになる確率が高くなりますが、ボールを奪うために、頻繁にマークマンの持っているボールに手を出していくというのが、スティールを増やすコツとなります。
積極的にドリブルコースに入ってミスを誘う
ボールに手を出す形ではないパターンでも、積極的にコースを塞いでいると、相手選手がドリブルをミスしてくれることがあり、そのボールを奪えばスティールになります。
自分から狙いに行く形ではないため、スティールということを考えると、我慢の体勢が長くなります。
まとめ
バスケの試合の流れを変えるスティール。
ディフェンスでインパクトを残した選手が積み上げられるスタッツでもあります。
ただし、バスケ見始めの方にはあまり目立たないため意識しづらい部分かもしれません。
この記事を参考にして、バスケ観戦のレベルをもっと上げて楽しんでください!
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